カワセミキング [とりものちょー(Birding)]
満を持して極上のブルーが登場です。(グリーンにも見えるぞ?)
雪ぢゃ〜なくて雨の方が良かった的な今日この頃なのに、シトシト降る雨を恨めしく感じてた頃でした。
んな気乗りしない天気にも関わらず、耳寄り情報をゲットしたんで意を決して出発します
「そっち方面ぢゃ~無い、色めくよーな情報は無いのか?」とか「もっとヒューマン的なネットワークを構築すべきだろー。」って声も中にゃ~あるかもです。(ウェブにも出てない情報なんですケロな。)
珍しく、前情報を持って浮き足だって行った7月上旬のバドウォチです。
何せ、北海道で初めて見るキングフィッシャー(日本語名:カワセミ)です
カワセミ(翡翠、Kingfisher:カワセミ科)です。
ヒスイ色のお背中が眩しいです
それと、木をも突けそーな大きな嘴が特徴的です。(キツツキか?)
いとも簡単に見れたりします
見付けるとか言う難易度なんてありませんでした。
バドウォチ用の覗き穴が設置してあるんで労せずして見れるって聞いたものの、本気にしてなかったってのはナイショです。
覗いたら一発で見付かりました。
「山のことはキコリに聞け。」、「海のことは漁師に聞け。」、「野鳥のことはバドウォチャーに聞け。」ってのがズバリそのものだって痛感します。
実際に目にするのは自分史上2回目だったりします
「遂にげっとんカワセミ様(2011-04-01-m)」
そりゃ~、初遭遇時に比べりゃ~、距離も半分くらいで至近距離とも言える好条件です。
しかも、レンズの焦点距離も2.5倍になってるし、画素数も1.5倍くらいにスペックアップしてるんぢゃないでしょーか。
んで、何もかも有利な条件かと思ったら大間違いです。
唯一不利に回ってたんは、天気が小雨で暗いってとこだったでしょーか(目が相当曇ってるな?)
覗き窓は大きな板塀に開けてあるんで、カワセミは全然気付いてなかったよーです。
しかも目と鼻の先で見れて驚きです。
後から他に誰も来ないんで見放題でした
んで調子に乗って、カワセミに枝が被らないよーなアングルを探し求めて歩き回ってたら流石に気付かれました。
大胆に過ぎた行動でした。
んで、飛び去られた後は、再び現れることはありませんでした。
時間の許す限り待ったところで無駄でした
んで、今回のバドウォチポイントは平岡公園(札幌市清田区)です。
初登場の公園です。(いつものとこは西岡公園で、ちょっぴし離れてます。)
梅林で有名な場所なものの、3月上旬のアップ日頃ぢゃ~雪まみれってとこでしょー
4月末でもまだ早いって当地です。
例年だと梅の花の満開は5月下旬頃です。
ちなみに桜の満開は5月上旬っつー当地です。
何つーても、コッチは桜の開花前線が梅の開花前線を完全に追い越しちゃってるっつー土地柄だったりします。
どーも津軽海峡近辺で逆転しちゃうらしー。
してして、アップ日は3月3日で桃の節句の雛祭りなんですケロ、コッチで桃の木の存在に気付かされたことがありません。
公園樹的に花桃(バラ科)が存在してる確率がゼロぢゃ~無いんで、心の片隅に入れときたいと思いはすれど、素通りが多い自分です
その後はごくごく平凡なバドウォチでした。
アオサギ(蒼鷺:サギ科)です。
大きな声でガーガー鳴いてて居場所がバレバレな癖に、用心深い野鳥です
んな迄に慎重なんで、飛び立っても真上は滅多に通過しないのに、今回は悠然と飛び去ってました。
っつーても、んな時に撮影ばかりに気を取られてると、白色の廃棄物を喰らう恐れもあるってのは心の片隅にでも置いとく必要があるでしょー。キット
シジュウカラ(四十雀:シジュウカラ科)ってのも意外性が無いでしょー。
真冬だとレア度が高まる野鳥です
そもそも冬季に野鳥を観察しよーって気が知れないってとこでしょーか。
針葉樹林の奥から鳴き声が聞こえることがあるものの、滅多なことぢゃ~外に出て来ないし、コッチとて待つ気にならないって関係です
アオジ(青鷀:ホオジロ科)です。
見慣れてるはずなんですケロ、いつもと羽根の雰囲気が少し違うんで躊躇っちゃいます
首から尻尾方向に続いてってる黒い斑点が目立ってません。
どっちかっつーと、ホオアカ(ホオジロ科)みたいな首にネックレス状のパターンになってます。
換羽期なんでしょーか。
確か連日シトシト雨だった頃って記憶です。
しゃーないんで、最初っから上下共にカッパ着用で出発です。
もともと、そんなに歩かないプランだったってのもありました。
結果的にゃ~好ジャッジだったと言えるでしょ-。
道路が濡れるほどに降ってる場所もあったんで相当な水飛沫を浴びちゃってました
んな足元の悪い中、ノコノコ出て来ちゃってるんで園内を少々散策しちゃいます。
っつーても、広いんでほんの触りの湿原パートだけの野草イストで留め置きます。(寄り道すんな?)
サギスゲ(鷺菅:カヤツリグサ科)です。
雨に濡れたタンポポ(キク科)の綿毛(冠毛)ぢゃ~ありません
もともと、ワタスゲ(綿菅)程までにゃ~ポンポン状にならないってタイプです。
ちなみに、ココは人工的な湿原で、植物も移植したもんらしー。
周りが開けてて高層湿原さながらの風景で、ミツガシワ(ミツガシワ科)なんかも浮かんでました。
エゾミソハギ(蝦夷禊萩:ミソハギ科)です。
ヤナギラン(アカバナ科)と見間違い易いかもです。(←それ、おまいだろ?)
ヤナギランなら葉っぱは互生で、ほとんど枝分かれせずに一本立ちになります。
なのに茎断面が四角で対生って来ればシソ科植物と共通項なものの、穂状の花が長く伸びてると懐疑的にならざるを得ません。
なら、ゴマノハグサ科のベロニカ系が近似してるものの、んなに大きな草丈ってのは国内ぢゃ~クガイソウくらいで、例え夕日を満面に受けても赤っぽくは見えず、青一辺倒でしょー
んで、ミソハギ科って聞き慣れないって思ったら、サルスベリとは遠縁だって認識くらさい。
セイヨウオトギリ(西洋弟切、コゴメバオトギリ(小米葉弟切):オトギリソウ科)です。
帰化種らしーものの、オトギリソウ科の黄色い花って好みな自分です
これで、ヒペリカムみたいに赤くプクリとした実が成ればさぞかし重宝がられるとこでしょー。
そーゆーのが無いが故に、摘まれることなく自由に繁殖しまくれてるって側面もあるでしょーか。
オニシモツケ(鬼下野:バラ科)です。
アワモリショウマ(アスチルベ:ユキノシタ科)っぽいくても、なんとかショウマとは名付けられてないらしー。(まだ引き摺ってるのか?)
シモツケ(バラ科)の仲間とは思えぬ高さと幅広な多年草です。
ぱっと見だと、草姿・草丈共にヤグルマソウ(矢車草:ユキノシタ科)にも似てます。
オニシモツケなら花穂が分枝しまくってて穂先が垂れててるとか托葉の有無を頼りに、ヤグルマソウなら葉色が紫っぽいとか葉柄の長い根出葉があるとかで判断出来るでしょーか。
ただ手慣れてりゃ~、1×1ピクセルでも即決即断しちゃえるでしょー。(←おまいには無理だ?)
んで、注目すべきはヒョウモンチョウ(豹紋蝶)の幼虫の食草になるらしーんで、次は葉っぱをマジマジと見ないよーに気を付けたいと思います
っつーて、葉っぱから目を反らしても、野鳥を見てると嫌でも目に入ったりするんはムズいとこです(アオジが咥えてるやつだろ?)
ではでは。
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yohtamboさん、
makimakiさん、
ありがとうございます。
by miyomiyo (2014-03-03 20:44)
yu-papaさん、
siroyagi2さん、
ありがとうございます。
by miyomiyo (2014-03-04 22:05)
今造ROWINGTEAMさん、ありがとうございます。
by miyomiyo (2014-03-06 21:23)
雪はどこいった?って思ったよ。
カワセミは冬はどこで餌獲ってるのだろう?
鮭獲ってたらすごいかもね。
by 響 (2014-03-11 19:17)
響さん、ありがとうございます。
雪景色からは最大限で現実逃避したいって本心をさらけ出してるとご解釈くらさい。
んでカワセミやヤマセミは内地に渡ってるらしーです。
渡りの現場に遭遇してみたいもんです。
by miyomiyo (2014-03-12 19:57)