春来たりぬれば花が咲く。 [育てたものむしったもの日誌(Gardening)]
そだねー。
意外にあっさり作成しちゃえたんで最近に無いイキナリのアップです。
春の始まりって何時からかって考えたことなかったです。
4月1日からなんか、春一番が吹いたらか、桜の開花宣言が出てからか、はたまたツクシとかフキノトウが出たらかとも少し前までは考えたこともなかったです。(人それぞれだ?)
ちなみに北海道ぢゃ春一番の発表は対象外みたいです。
それっぽいもんが吹いてるって感じもあんまししません
自分的には戸外の園芸作業が始まる頃ぢゃねって漠然と思ってます。(ある意味で死活問題だな?)
それは春芽が動く頃になってるんでしょーか。
んで、動くってどーゆーやつだ?とか具体的な表現を求めるよーなツッコミは無しでお願いします。
突き詰めると厳冬期ですらジワジワ動いてるんで追求し出すとキリがありません。
んなまだ雪がどっさり積もってた頃の話です。
ダブルのスノードロップ(ガランサス:ユリ科 Galanthus nivalis f. pleniflorus 'Flore Pleno'))です。
耐寒性強の球根植物です。
ライラック(モクセイ科)の樹元で今季最初の花というもんが咲いてました
まだ雪が残ってるというよりはまだまだ銀世界が広がってるぞって頃でした(だからスマホで撮影してるんか?)
よくぞ氷点下の環境で水分や養分を体中に巡らせられるなってのが驚きです。(不凍液だからな?)
ビニールとか除雪とか一切の優遇対応無しで咲いてました。
この後にも何回も雪が降ってたんで頭の上から冷たいもんを被ってたにも関わらずです。
植えつけてから気が付けば既に何年も経ってるスノードロップです。
画像は2018年3月中旬の状態です。(マジっすか?)
んで以下の画像からは全て4月中旬の状態になります。
他の名だたる春一番に咲く花を押しのけること1ヶ月も前から咲いてました。
断然トップのダントツです。
最高気温が+5℃で最低気温はー5℃くらいって幅で推移してた時期です。
車のタイヤならまだまだスタッドレス一択な時期です。(電チャリは年中夏タイヤぢゃねーか?)
かなりの適性です
これくらいだとこの単一種だけで名物に出来そーな勢いです。
スノードロップの里とかスノドロ公園とかガランサスガーデンとか手始めに行けそーです。(花期が超寒くて超短いぞ?)
自分とこで植えてあるんはダブルなんで実生ぢゃなくて分球して増えてくとこが良いです。
カタクリ(ユリ科)みたいに気が遠くなるよーな長い年月を必要としないってのが魅力です。
コリダリス・パクゾスキー(ケシ科 Corydalis paczoski)です。
耐寒性強の球根植物です。
遂に今年も咲きませんでした。
これで2年連続で開花無しです。
めっちゃ残念としか言いよーがありません
球根タイプのコリダリスの難しさを思い知ります。
何とかして更にバルブを肥大させねばならんとこなものの、単純に肥料をばら撒いとけば良いってもんでもないって気もします。
とりま化学肥料を高山植物にしては多めにフリフリしときました。
んな葉っぱの近傍で咲いてる花もあるです
原種のシクラメン・コウム(サクラソウ科 Cyclamen coum)です。
耐寒性強の球根植物です。
ふちゅーから引っ越してきた当初は戸外に原種シクラメンを置いていて、その零れ種をアリンコがライラックの樹元まで運んでったもんだと思われます。
なんで最低でも5年は経ってる!ってことになります。
して、そのライラック、生きながらにして蟻が巣くられちゃってるのでした。
目の高さまで居住空間になってるみたいで穴から出入りしてる様が見れます。
キツツキさんに完食してってほしーもんです。(幹に横穴が開くぞ?)
ってことでこのシクラメンは実生もんってことになるでしょーか。
それで花まで咲いてるとこまで至れてるんで冬に雪の中で埋もれちゃっても心配無用って解釈出来よーもんです。
もちマルチングなんてのもしてません
雪解け時期に蒸れちゃったら元も子もありません。
にしても、よくぞシルバーリーフの品種の種を運んでってくれました。
歓喜もんです。
近くぢゃトリリウム・クネアツム(ユリ科 Trillium cuneatum)が芽を出してました。
エンレイソウの仲間です。
耐寒性強の宿根草です。
林床が好きなんでやっぱライラックの樹元でひっそり咲かせてます
ただ、あんまし風通しが良過ぎるる場所は考えもんです。
花茎が折れちゃうってのは最も避けねばならん事態なのです。
休眠に入る6月末までにエネルギーを蓄えつつ種子も作っとかねばならん慌ただしさです。
シロバナノエンレイソウ(白花延齢草:ユリ科 Trillium tschonoskii)です。
耐寒性強の宿根草です。
やっぱライラックの林床に植え込んであります。(特集か?)
エンレイソウ系は自分的にホトトギス(ユリ科)がベストフレンドだと思ってます
まず根っこの深さが微妙になとこで干渉せずに丁度良く、地上部の葉っぱの展開期や開花期も秋咲きなんでほぼほぼ完全にズレてて必勝リレーなんぢゃないか思ってるくらいです。
それでも毎年咲かすんは結構シンドイってぶっちゃけちゃいます。
フッキソウ(富貴草:ツゲ科 Pachysandra terminalis)です。
まだ開花をスタンバってるってる状態だと思われます。
これで耐寒性強の常緑樹です。
昔こんなに小さくて樹木?しかも常緑って驚異の世界です
まぁ、小さい樹木がある一方で超巨大な草もあるってのが植物界でしょーか。(皇帝ダリアどかでかいな?)
フッキソウはここら辺だと野山に行けば簡単に見れるもんではあります。
んなこと言ったって先代が植えちゃって広がっちゃってたんだからしゃーないです。(まだ誰も言ってないぞ?)
んなフッキソウも今ぢゃ畳1枚分くらいにまで広がってます。
やっぱ林床なんで他にに植えるもんが無いって選択肢だったりもします。
雑草も生えなくて競争相手が居ないのでした。
キョウカノコ(京鹿の子:バラ科 Filipendula purpurea)です。
耐寒性強の宿根草です。
標準タイプの泡状でピンクの花が咲くカノコです。
これも先代が植えて畳1枚分以上にまで繁茂してます
やっぱライラックが葉っぱを広げるとイメージ通りに薄暗い林床になるとこですケロ、そこでもこのカノコは機嫌を損ねることがありません。
ただただ薄暗い林床に繁茂しててブラックホールを形成してるっぽいんで、白花でゴールドリーフってカノコを絶賛マーク中です。
近所の園芸店で見つけたなら即買いしちゃうかも知れないってレベルです。
でもまー現有のカノコ勢力に対抗するよーにまで育つには理想的に事が運んだとしてもそこそこの年月が必要なんは間違いないです。
んで林床ばっかウロウロしてるとヒョロヒョロになっちゃいそーなんで、日光も浴びちゃいます。
フクジュソウ ' 紅撫子 '(福寿草:キンポウゲ科 Adonis ramosa ' Beni-Nadeshiko ')です。
耐寒性強の宿根草です。
ふちゅーから一緒に引っ越してきた株です
遂に今年(2018年)は咲いてくれませんでした。
これまで順当とも言えるくらいに咲いてくれてたんで残念です。(地団駄を踏んでみろ?)
ただ例年と違うことをしたんが影響したんかもです。
いつもは最後の最後まで雪が残るよーに溶ける傍から雪を日陰から運ん来て乗せてってたんですケロ、今年は逆に真っ先に雪が解けるよーに仕向けたのでした。
何でかって言うと、この品種は本来なら花色がオレンジ色なはずなのに当地ぢゃ黄色でしか咲いたことがなかったからです。
もしかして早くから暖かくしとけば赤色が発色し易い環境になるかと思ったのでした。
効果の程については来季の様子を見てから判断したいと思ってます。
こっちはふつーのフクジュソウ(福寿草:キンポウゲ科 Adonis ramosa)です。
耐寒性強の宿根草です。
フクジュソウってスプリングエフェメラルってやつです。
夏が来る前にゃ地上部が完全に無くなってます。
くす玉みたいな鞘が出来るものの、熟す前に影も形も無くなっちゃいます
結構根っこで旺盛に増えてくれるんで心配することはありません。
んな自分ちの春の一コマです。
逐一記事を作成して全てを披露出来れば良いんですケロ、そー易々とは事を運ばせてくれないってもんです。(4コマくらいにはしろ?)
この記事が思ったより早くアップ出来たんでもちっと回転を上げられるかもです。(どーせすぐにへたるんだろ?)
目をつり上げたり声を荒らげたりせず、ほぼほぼ頑張らないってのが自分のスタンスですケロな。(歯を食いしばれ?)
ではでは。
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タグ:Beni-Nadeshiko Filipendula エンレイソウ Corydalis 紅撫子 スプリングエフェメラル paczoski 球根 cuneatum ケシ科 パクゾスキー Adonis コリダリス コウム Galanthus 耐寒性強 Flore Pleno pleniflorus nivalis purpurea シクラメン Pachysandra ツゲ科 フッキソウ Trillium キンポウゲ科 福寿草 ホトトギス トリリウム ガランサス coum ダブル 富貴草 tschonoskii ユリ科 クネアツム 白花延齢草 バラ科 京鹿の子 シロバナノエンレイソウ ramosa 林床 宿根草 Cyclamen キョウカノコ 常緑樹 terminalis サクラソウ科 フクジュソウ スノードロップ
雪を破って咲くのがけなげで泣ける。
北海道の春はこれから本番で楽しみがいっぱいだね。
by 響 (2018-05-16 21:03)
鉄腕原子さん、
@ミックさん、
middrinnさん、
ありがとうございます。
by miyomiyo (2018-05-16 23:43)
響さん、ありがとうございます。
雪解けまで待ち切れずに咲いちゃってました。
只今春真っ盛りですケロ、逃げ足がめっちゃ早いのなんのです。
by miyomiyo (2018-05-16 23:56)
ネオ・アッキーさん、ありがとうございます。
by miyomiyo (2018-05-18 00:00)
ありささん、ありがとうございます。
by miyomiyo (2018-05-18 19:12)
ハマコウさん、ありがとうございます。
by miyomiyo (2018-05-20 00:07)
yamさん、ありがとうございます。
by miyomiyo (2018-05-20 20:48)