黄色いショウマ [育てたものむしったもの日誌(Gardening)]
最近は植物記事を季節に即してアップすることなんて、どーでも良くなっちゃってる自分です
達観してるよーで、実はなお去りだってだけかも知れません。
結果をレビューしたり、季節に備えたり、或いは漠然と見るだけって用法で良いんぢゃないかってのは割り切り過ぎでしょーか。
今後は開き直りまくった挙げ句、とぼけた調子でアップしててもお見捨て置きくらさい。
んなとこで、一般に馴染みの薄い植物を出しちゃうと、季節を感じ取れ無かったりするでしょーか。(何のそれしき?)
キレンゲショウマ(黄蓮華升麻:アジサイ科 Kirengeshoma palmata)です
シットリ濃ゆく黄色い花色が目に染み込みます。
学名でもキレンゲショウマって付いてる日本原産で耐寒性強の宿根草です。
自分とこぢゃ~、鉢植えで育ててるものの、ここいらぢゃ~地植えって選択肢は意外でも何でもありません。
半日陰(木陰)がオススメ場所です。
今さらですケロ、半日陰ってのは、半日だけ満面に日が当たってるって意味ぢゃ~なくて、直射日光を遮ってるだけとか木漏れ日が当たってるとかで日中は太陽光の量が半分は常に当たってるって意味です。
画像は9月下旬の状態です。
にしても、「この出で立ちで本当にアジサイの仲間なんか?」って首を傾げちゃう自分です。
「っちかっつーと、ナルコユリ(鳴子百合:ユリ科)の方が似てるんぢゃねーか。」って思っちゃいます。
ただそれよりは間違い無く大ぶりの花ではあります。
ホタルブクロ(蛍袋:キキョウ科)とほぼ同サイズぢゃないでしょーか。
んで、酸性土壌が好きらしく、アルカリ性土壌でも苦にしないよーです
自然界ぢゃ~陣取りに難儀しまくったんか、現存する自生地はアルカリ質の石灰岩地ばっかのよーです。
手元に置いて、酸性にしまくった挙げ句、あんまし大きく育てちゃうと、その生育環境によっては裏目に出ることもあるんで要注意です
違和感の余り、遠くの方をボンヤリした目で見る感覚で草姿を見て、イチバン似てるんはこの植物でしょーか
「バイカはツボめるに香あり。(2013-02-06-m)」
バイカウツギ(梅花空木:アジサイ科)です。
コッチは樹木(木本)ですケロな。
似ても似つかないって指摘は全く持ってご尤もです
強いて共通点を見出すとすれば、花と花とに間隔を何とか見出せるってとこだけでしょーか。
最早、自分の貧相な見聞ぢゃ~どないもこないもならんです。
各人において何か想起するよーな植物があれば、それはヒッソリと胸の中に仕舞い込んでおいてくらさい。
用土は、一般的な山野草の土で水捌け良好なタイプがオススメです。
但し、鉢底から水がダダ漏れしちゃうまでってのは遠慮しといた方が良いでしょ-。キット
栽培に付いちゃ~それなりに育ってれば、日常的な注意点は水切れです
とにかく水切れさせちゃうと、花芽が逝っちゃう位ならまだしも、HPが1になるくらいの致命傷です。(全回復しろ?)
毎日かん水する習慣が身に付いてるなら良いものの、自分よーなもんでも大丈夫なとこを見ると、栽培に適した土地柄だとしか言いようがありません(←おまい、レベル低いな?)
札幌だと平地で既に、内地の高山帯ちっくな環境ゆえ、事も無げに育っちゃうってのは勘違いし易いとこかもです。
毎日だてに雪かきで汗してるわけぢゃ~ありません
ココで上の画像で写り込んぢゃったんで、言及しとくです(最初っから用意してあったんだろーが?)
レンゲショウマ(蓮華升麻:キンポウゲ科 Anemonopsis macrophylla )です。
耐寒性強の宿根草です。(自生地とか山野草園の画像かと思ったぞ?)
ウチぢゃ~十数年来の地植えらしく、驚きの大株にまで成長しています。(全て自分とこの画像です。)
お断りしとくと、レンゲショウマの黄花形態がキレンゲショウマってわけぢゃ~ありません。
科も違うし、花の形も似ても似つかないものの、草姿の類似度はハンパ無いでしょーか。
んで、好みの生育環境は共通してると言うわけのわからなさです。(環境要因の獲得形態だ?)
ちなみに、コッチの方が断然レンゲ(蓮華、ハスの花:ハス科)に似てるんぢゃないでしょーか。
画像は9月下旬の状態です。
ショウマ(升麻)って名前が入る他の植物って盛りだくさんです。
他に、ルイヨウショウマ(類葉升麻:キンポウゲ科)、アワモリショウマ(泡盛升麻、アスチルベ:ユキノシタ科)、トリアシショウマ(鳥足升麻:ユキノシタ科)、ヤマブキショウマ(山吹升麻:バラ科)、、、って列挙したところで何のことやらサッパリだって向きも多いでしょー。
その先は興味のある方だけ自己責任でご調査くらさい。
当方は一切関知しませんので悪しからずご了承くらさい。
そもそも元を辿れば、サラシナショウマ(晒菜升麻:キンポウゲ科)に行き着くらしー
根っこを生薬にして、それを升麻と呼ぶらしー。
サラシナショウマに似てるんでショウマって名前を引用して、その引用したのに似てるんで更に引用したりして、最終的にゃ~オリジナルからは程遠い草姿の植物にショウマって付いてても不思議無いとこでしょーか。
んで、昔は葉っぱも茹でて水に晒して食してたらしーものの、キンポウゲ科植物を食したりするんは驚きです。(ニリンソウも食すって言うぞ?)
自分的にゃ~、食用として提供されてるもの以外は口にしないんがイチバン間違いの少ない食生活だと思ってるです
ちなみに、只今のところサラシナショウマは栽培しておりません。
最後はショウマさん以外を入れちゃうです
リシマキア・キリアータ ' ファイアー・クラッカー '(サクラソウ科 Lysimachia ciliata ' Fire Cracker ')です。
耐寒性強ってのは疑問を残しつつも、宿根草です。
ここは柱になるって簡単に腹を括っちゃいました(大黒柱か?)
んで、リシマキアってのは日本語にするとオカトラノオ属になります。
これまたオカトラノオとは似ても似つかぬ草姿ですケロ、辛うじて葉っぱの付き具合に相関性を見付けられるとこでしょーか
どっちかっつーと、クサレダマ(草連玉:サクラソウ科)に似てるなーって思ったのならドンピシャです。
クサレダマは日本に原生するリシマキアです。
湿地の周辺で生えてたりします。
んで、サクラソウ科なんで花に香りがあるかと思いきや、皆無です。
ちなみに、クサレダマにも香りはありません。
画像は11月上旬の状態です。
ココで何がファイアーなんかって訝る向きにゃ~このアーカイブです
「メープルたっぷりで頂きます。(2014-02-14-m)」
オオモミジ ' ファイアー・グロー ' (カエデ科)です。
葉っぱが赤いって特徴に尽きます
トマト(ナス科)とかキュウリ(ウリ科)みたいに自分みたいに控え目の花は置いといてくらさい。
葉っぱが最初っから赤い状態で出て来るってとこがポイントなのです。
リシマキアの場合、11月の画像だからって霜を浴びて紅葉してるんぢゃ~無いのです。
耐寒性に疑問を呈しつつも、地植えっちゃいました。(臆して進め?)
日当たりが良くて風通しが良くて地熱の籠もりやすい場所を確保出来たんで強行しちゃいました(矛盾してないか?)
ただ、リシマキアっつーても、ボジョレーみたいな品種は耐寒性皆無で寧ろ温暖を好むんで、何でもかんでも一括りにするってのは危険です。
世界各地で様々な環境に適応した形態で進化しているのでしょー。
只今のところその場所は、約3mくらい雪を積み重ねちゃってます(故意か?)
冬眠してるのか、永遠の眠りになってるかは定かぢゃ~ありません。
今はヤキモキとかジタバタしたところで何の意味も無いんで、春まで無心で雪かきするのみです
結果は春になってからの6月頃になって判明するんぢゃないでしょーか。
んで、春になったらなったで、草むしりの日々が始まるわけです。
どっちもシンドイってのは言わずもがなです
どっちかっつーと、花の咲く方が気安めがあるって点で違うでしょーか(冬だって雪の花が咲いてんだろ?)
ではでは。
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yohtamboさん、ありがとうございます。
by miyomiyo (2014-02-26 20:02)
アカパジャマチャパジャマキパジャマって
流れでくるかと思ったのに・・・
クサレダマって句読点を間違えると
気の毒な名前になるよね。
by 響 (2014-02-27 03:58)
makimakiさん、ありがとうございます。
by miyomiyo (2014-02-27 23:46)
響さん、ありがとうございます。
その流れは読まれてるだろーと思って先回りしたら、めっちゃ普通のタイトルになったって結果です。
んで、あくまでクサレダマは、クサ・レダマで九州でも山中の湿地に自生してるらしーんで、初夏に探してみてくらさい。
by miyomiyo (2014-02-27 23:52)
siroyagi2さん、ありがとうございます。
by miyomiyo (2014-03-01 20:18)