雪解け水で泥まみれの春デビュー。 [もぐもぐ新生活(LIfe)]
やっと桜の開花宣言が出されたものの、まだ満開にゃ~至ってないらしーって書こうとしてたら、アップ日前日に出たココ札幌です。
これからが観光にゃ~打って付けになるであろーと思われます。
んな時に先だって、月の最終週にカワサキさんを駆って出掛けちゃいました。
んで困っちゃうんが、カテゴライズです
基本的に困った時は迷わず中間を取っちゃう優柔不断な自分です(節操無いな?)
いとも安易な選択で、植物、バイク、野鳥の寡占状態から軽く脱しちゃうわけです。
んな思惑とは関係無く、春を探しにではなく、春鳥を見に出掛けたっつーのは、野草に力を入れてないことの表れだと思って貰って構わんです。
「車通りの多い道なら路上の雪が溶けてるはず。」っつー向こう見ず的な予想でカワサキさんの出番です。
近隣の路肩にゃ~、まだまだ雪がうづたかく積まれてる頃でした
「まだ早いだろ-。」っつー思いと、「行ける!」っつー思いが交錯する中、前夜のうちにカワサキさんを物置から引っ張り出しました。
腰まで雪に埋ろーがお構いなしでした。
んで、何とか倒さずにカワサキさんを無事玄関前まで引っ張り出すんに成功します。
信じられない力ってこーゆー時に使うもんです。(選べ?)
兎にも角にも慎重な運転を肝に銘じます。
なんぼ車通りの多そーな道を選んでるとは言え、何処に雪が残ってるかなぞ未知の領域です。
道路の両側はどこもかしこも雪が積もってるんがデフォのロケーションゆえ、路面に雪があったって意外でも何でも無いっつー世界です。
んなとこでありがちなんが、宅地内に貯め込んだ雪を道路にぶちまけてるってパターンです
勢いそのままに通っちゃった日にゃ~路面を高速スライディングしちゃったって不思議ありません。
んな道は至る所で雪解け水が道路を潤ませてもいます
水と泥とオイルが渾然一体となって、霧状に、水滴状に、バケツを引っ繰り返した的に浴びせ掛かります。
ひとたび衣類に染み込んだなら、ベンジンや重曹、大根おろしぢゃ~到底落とせないよーな頑固な汚れです。
んな季節の小手調べ代わりに、モエレ沼公園へバドウォチしに行っちゃったわけです
自宅からイチバン近い湖沼って、このモエレ沼って理由だけで選んでるんかもと思いつつ、近くにあって良かった的な存在です。
ちなみにこの公園は、ツーリングマップル北海道2012editionぢゃ~、P.23のH-3辺りにオレンジ文字の観光コメント入りで載ってます
早春っつーか、晩冬の水鳥の状況を見られるとあってワックワクで行っちゃいました
んで、行ってみて唖然騒然、、、、水面が氷結してるっつーより、まだ雪に覆われてるぢゃ~ありませんか。
どこもかしこも水面はほぼ完全に隠れちゃってる気な様子です。
水鳥が浮かぶところとか、餌を探しに潜りに入る余地なぞ殆どありません。
なんで、野鳥どころの話ぢゃ~ありません。
って思ってたら、大きな野鳥が至近距離で佇んでました。
アオサギ(青鷺:サギ科)です。
沼辺で立ち尽くす姿は、以前にもココで見掛けたものの、これほどまでの近距離ってのは初めてです
にも関わらず、羽根色が保護色なのか何なのか、雪の中ぢゃ~見分け辛いったらありゃ~しません。
一旦、余所見しちゃうと、再び捉えるんはムズかったです。
身を潜めるでも無く堂々と撮影してたら、やっぱ飛ばれたです。
内心、んなこったろーとは思ってました。
先に向こうの方がお見通しだったってのもやっぱしな点でしょーか。
ゆったりと飛び始めて、ゆら~っと飛び続けて、急旋回もしないサギは、撮影し易いタイプの野鳥です。
ココで、雪山を背景にして飛んでた野鳥を撮ってた記憶が脳裏を掠めます
「フライ・ウォッチング(2012-04-16-m)」
昨年(2012年)に撮影してたんはカワウ(川鵜:ウ科)でした。
トビ(鳶:タカ科)だと思ってたんはナイショです。
大型の野鳥ってとこしか一致してません
って特別にテーマにしてる画像ぢゃ~ありませんケロな。
水面が僅かしか見えて無い以上、この場にいても膠着状態が続きそーだったんで移動します。
っつーても、モエレ沼の中で一番南にある水面がちょっぴししか見えて無かったってのが現実だったのです
勝手な妄想を抱いて余所を探したって無駄足掻きでしか無いってとこでしょー。
って想像が付いても、折角赴いたわけだし、歩かずにゃ~おれんかったです
もち、大部分は雪上を歩くわけです
葉っぱが萌えるんはまだまだ先の話ゆえ、見通しが利くんが、この時期のバドウォチの良いとこです。
凍えるよーに寒くもあるんは目を瞑らざるを得ません。
んな感じなんで、目も口も悪い自分にも抜群の視野です。(他にもあるだろ?)
樹肌はおろか、キノコ類までもが手に取るよーに見えます。
「トビ(鳶:タカ科)を見たけりゃ~モエレ沼に来い。」って言いたくなるくらい群れ飛んでます。
オジロワシ(タカ科)にゃ~無理そーな小回りのターンをしまくってます。
平気で至近距離を飛んできます
んで、「ヒョロロロ~。」って鳴き声も連呼です
この場ならカラス(カラス科)と多数決しても良い線行けそーです。
んで、少なからず海鳥も見れる中で、ほんの一例を出しとくです。
シロカモメ(白鴎:カモメ科)でしょーか。
海鳥でカモメ類なんは間違い無いと思うんですケロ、そっから先が高難度です。
下半分の羽根が白尽くしです
単なる換羽期なんでしょーか。
少し歩くと、んなに悲観しなくても、何カ所かある水門近くで水面が露出してるんを見付けます
カワアイサ(川秋沙:カモ科)です。
居場所をしっかりと見付けて水鳥は群れてるのでした。
全く抜け目ありません
水鳥ゆえの目ざとさでしょーか。
っつーか、水鳥なら出来て当たり前って言われちゃうとこかも知れません。
更に進み入ると、水面が姿を現してるんは水門付近だけぢゃ~無いと思い知ります。
沼辺や沼底から湧水でもあるんでしょーか
アオサギとカワアイサがたむろってます。
アオサギは最初に自分の前から飛び去ってった個体やも知れません。
カワアイサは頻りに潜ってたんで、魚類を食せる場所だったんやも知れません。
そもそも、そげな場所ぢゃ~無けりゃ~カワアイサも居ないんでしょー。
んなとこが精一杯の月下旬のバドウォチでした。(手抜きだ?)
駐車場まで戻って来て一休みです
って、胸を張れる程は歩いてませんケロな。
んで、寒いのに、雪がまだ積もってるのに、散歩に来る人、犬の散歩に来る人、ランニングの人等々がゾロゾロいるんで驚きです。
どーしてわざわざって思っちゃうんですケロ、本人達からすれば、んなこと考えたこと無いかもです。
更にゃ~、他ぢゃ~見掛けないよーな掲示がしてあって新鮮でもあります
キツネについての注意書きはもとより、「スノーモービル進入禁止」って、どっから乗ってくるんだ的な疑問が沸々と湧き出します。
んなとこで、いっちょやっときます。
遅れてる春の到来を願わずにゃ~おれんです
って自分の如きもんが願ったとこで、どーにかなるってもんでもありませんケロな。
「年中春だったら良いのにな~。」って思ったコトありませんか?(誰に同意を求めてる?)
とは思えども、園芸作業的な見方をすりゃ~、無限地獄的な側面もあると危惧します。
帰りに見上げた空は突き抜けるよーに青かったです
極上のブルーってやつでしょーか。
冬の間、ずーっと忘れてたよーな青空でした。
シラカバ(白樺:カバノキ科)の白い樹肌とのコントラストが絶妙のマッチングぢゃ~ないでしょーか。
以上を持って撤収です。
体が冷え切って、寒いから帰るとも言えます。(正当な理由?)
しかも気温が下がって、濡れてた路面がブラックアイスバーン化しちゃうんも懸念されるとこです。
ビクついてもしゃ~ないんですケロ、立ち往生するんもみっともありません。
バイクだからって、路肩をゆっくり走りゃ~良いっつーもんでもないのです。
寧ろ路肩に雪が残ってたり、凍ってたり、突起物が落ちてたりするんで危険極まりない場所以外の何ものでも無いとこです。
って、アクシデントに遭遇するでも無かったんで、今こーして、のーのーと記事を作れてる自分です。
んで、例年だとこれからはシーズンオフに入るバドウォチなものの、今年(2013年)は目下鋭意活動中です。
まだ始めたばっかなんで、新鮮な故の驚きが持続しちゃってます。
新たな野鳥との出会いの画像がストレージに溜まりまくってて、ウィンウィン唸ってます(クラッシュ間近ぢゃねーのか?)
ではでは。
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春とはいえまだ冬の景色ですね。
しかしツーリング中にどんだけ野鳥を見てるんじゃ?
北海道でアオサギを見たらタンチョウと思ってしまうよ。
by 響 (2013-05-20 03:39)
響さん、ありがとうございます。
今はもー雪は見えないものの、だからって無防備で出掛けるとお腹が大変なことになります。
ちなみに日光が春っぽくなってませんか。
タンチョウが近くまで飛んで来てくれると嬉しいんですケロ、噂にも聞きません。
by miyomiyo (2013-05-20 19:49)