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ゲラっちょ [育てたものむしったもの日誌(Gardening)]

 

 

今回はこのブログ的、延いては自分的にゃ~メインポジションとも言える植物をフィーチャーしました[かわいい]

 

 

だからっつーて、唐突にアーカイブを検索せんといてくらさい[サーチ(調べる)]

 

 

徒に混乱度が増すだけです。

 

 

止めといた方が良いとは忠告しときますケロ、力ずくで止めたりはせんです[手(パー)]

 

 

 

 

「これでもか~。」っつーくらい品種が出て来るんで、何回読み返して頂いても結構ですケロ、意味不明なとこは何回でも読み飛ばしてちゃってくらさい。

 

 

 

 

もし、タイポなんぞ見っけても、指摘は不要です[眼鏡]

 

 

 

 

んで、ご紹介が遅れちゃいましたケロ、何をフィーチャーするんかっつーと、ゲラニウムです。

 

 

通称ゲラっつーフウロソウ属(風露草属)のフウロソウ科的にゃ~ど真ん中の植物です。

 

 

 

 

 

 

Geranium pratense ?
ゲラニウム・プラテンセ ?

今回は冒頭から飛ばさず行くです。(何を今さら?)

 

 

とっぱじめは基本的な品種に登場してもらうです。

 

 

 

 

ゲラの典型と言えば、[5]弁花、青紫の花色[アート]、放射状の花型[かわいい]葉っぱが掌状[手(パー)]ってとこでしょー[ひらめき]

 

 

んで、雌しべの先が[5]裂、雄しべの数が[1][0]個、萼片も[5]つと、[5]を基本数とした構成になってます。

 

 

 

 

ちなみに、花にゃ~香りはありません。

 

 

ゲラ花に香りなぞ未だかつてお目に掛かったことも聞いたこともないんで、もし存在するならご一報くらさい。

 

 

 

 

画像は[5]月下旬の状態です。

 

 

 

 

信州で見たんは、もう2周りくらい大きかった気がするです。
稔性有りまくりです。

んで画像のんは、品種を口にするものの、品種不詳のまま地植え放置でボーボー状態だったりするわけです[あせあせ(飛び散る汗)](ゲラは全般的に耐寒性強です。)

 

 

素性はおそらく、ゲラニウム・プラテンセ(フウロソウ科 Geranium pratense)か、その流れを汲む品種か、名前も付けられてない品種であろーと推測してます。

 

 

っつーても、姿形が酷似してるゲラニウム ' ジョンソンズ・ブルー '(フウロソウ科 Geranium ' Johnson's Blue ')でも無かろーとも思われます。

 

 

確かにジョンソンズ・ブルーって、原種プラテンセと原種ヒマライェンセの交配で出来てるっつー話ではあります。

 

 

 

 

どーして違うのかっつーと、ジョンソンズ・ブルーは稔性が無いと言われてるのに、ウチのは殆ど全てが結実しちゃってるのです。(発芽するかどーかはわからんですケロ。)

 

 

花色もジョンソンズ・ブルーみたいに、花色に揺らめきが感じられないとこもあるです。

 

 

とかくゲラ的にゃ~この手の色と形の花はありがちなんで、ラベルが行方知れずになった瞬間から品種不明となるんは運命なのでした。

 

 

 

 

 

 

ここである意味、明確に差異を認められるゲラの登場です[次項有]

 

 

Geranium pratense 'Purple Haze'
花脈が透明なものの、白い部分も注目です。
ゲラニウム ' パープル・ヘイズ '

ゲラニウム ' パープル・ヘイズ '(フウロソウ科 Geranium pratense 'Purple Haze')です。

 

 

 

いくら目を凝らして花だけ見ていても、違いは花脈が透けてるとこくらいかもです[ひらめき]

 

 

ちなみに前述のプラテンセ的なゲラは、赤っぽい色した花脈だったです。

 

 

 

 

んで、ゲラ花的な着目点は、花中央の白っぽい部分の分布具合です[ひらめき]

 

 

前述のゲラに比べれば、白い部分が大きくなってるばかりか、花脈に沿って広がってもいるです。

 

 

 

 

画像は[6]月中旬の状態です。

 

 

 

 

雌しべの先は、まだ閉じてます。
ダークでしょー。
大株にもなってます。

より広い視野で見れば大きな違いは一目瞭然で、花茎や萼片が黒っぽいのでした。

 

 

やたら萼片の脈に入ってる赤黒い筋が目を惹くです[サーチ(調べる)]

 

 

 

 

花弁も黒っぽさがちょびっと掛かってると言えなくもないレベルです。(かなり控え目ぢゃな。)

 

 

んで葉っぱの縁は黒っぽく、葉っぱ本体も心なしか黒っぽい色が溶け込んでるよーにすら見えるです。

 

 

 

 

 

 

んで似たよーなのを、以前にも見たことあるよーな~って思っちゃったら、デジャヴぢゃ~ないかもです[本]

 

 

DSI_5151.jpg

「エリザベス・アン(2008-05-15-m)」

 

 

ゲラニウム ' エリザベス・アン ' (フウロソウ科 Geranium maculatum ' Erizabeth Ann ' )です。

 

 

パープル・ヘイズ同様に、花色以外が黒っぽくなってる品種です。

 

 

傾向的にゃ~似た黒っぽさが出ていたものの、画像を比べちゃえば差は歴然です。

 

 

何つーても、こっちのはピンク花です[かわいい]

 

 

言うまでも無いでしょーケロ、とっくに土に還ってます。

 

 

 

 

っつーても、ツボミの感じだけは、パープルヘイズにやけに似てる雰囲気です。

 

 

 

 

 

 

っつーて、黒花のゲラっつーたら、こっちが本家です[本](本社とか本舗、本部、宗家とかもあんのか?)

 

 

花茎をスラーッと立てるですよ。

「黒花ゲラニウム(2010-06-03-m)」

 

 

ゲラニウム・ファエウム黒花フウロ:フウロソウ科 Geranium phaeum)です。

 

 

花色が黒く、ゲラ的にゃ~最大暗度であろー品種です[ひらめき]

 

 

画像的にゃ~、見栄え上やむなく明るく仕上げざるを得んかった編集意図は予めご承知置きくらさい。

 

 

黒っぽい花を暗く画像に仕上げても、闇夜のカラス的な、何が何だかわからんっつー印象しか残らんのです。(却って嬉しい状況?)

 

 

なんで、デイタイム[晴れ]に肉眼[目]で見れば、もちっと黒く見えると思ったです。

 

 

 

 

一方で、花が黒くても、葉っぱの方は至ってノーマルに緑々してたりします。

 

 

とーぜんツボミの方も、一見ふつーなものの、萼片の脈が若干赤く出てるでしょーか。

 

 

こっちも言うまでも無いでしょーケロ、とっくに土に還ってます。

 

 

 

 

 

 

んで、どこもかしこも黒っぽさを追及したゲラっつーたら、これが決定版です[本](決定版と来たか。)

 

 

「BB(ブラック ビューティー)(2007-07-05-m)」

 

 

ゲラニウム 'ブラック ビューティー'(フウロソウ科 Geranium pratense ' Black Beauty ')です。

 

 

全身が黒っぽく、ダークな様にゃ~、玉虫色の自分の心で見ても惹かれるもんがあるです。

 

 

どーして人は黒っぽい植物に惹かれちゃうんか不思議だったりもするものの、分析結果は不要です。

 

 

理屈抜きにゲラの中ぢゃ~とりわけステキな佇まいなんで、入手出来れば今でも育ててみたい逸品です。

 

 

 

 

んで記事は、今を去ること[5]年前です。(しつこいですケロ、土に還ってます。)

 

 

流石に、まだ生まれてなかったっつーが、アップ日時点で、この記事を見てるわきゃ~ないでしょー。タブン

 

 

 

 

んな反面、今と殆ど(内面的に)変わってないしともいるでしょー。(んなことナイ?)

 

 

 

 

 

 

んで、話はパープル・ヘイズに戻るです[グッド(上向き矢印)][バッド(下向き矢印)]

 

 

最終的にゃ~葯は散っちゃうんですな~。
ゲラ花の花弁は痛み易く、開花直後でもシミが出来てたりするです。
雌しべの先が展開する頃にゃ~、シミとシワだらけです。

ちなみに、ゲラ花って(step[1])雄しべが花粉を噴き終えてから(step[2])雌しべの先が裂け始めるっつー雄性先熟のオーダーです。

 

 

っつーことは、一輪の花単独ぢゃ~受粉出来ないっつーシステムなわけです。

 

 

基本的にゃ~、んな心配せずともツボミが大量に控えなすってるんで、次々に咲いてくれます[かわいい]

 

 

ずれたタイミングで咲いた他の花とは受粉可能なわけで、何らかの意味があるんでしょー。タブン

 

 

種的に、多様性を持たせておけば、生育環境が変化しても生き残れるのがあるだろー、的な機能なんでしょーか[曇り]

 

 

 

 

とは言いつつも、そもそも稔性があるかどーかっつーのが前提にあるんは言うまでもありません。(種が出来るかっつーことです。)

 

 

 

 

 

 

んで、そんなお悩みも関係無くしちゃう手があるです。

 

 

Geranium himalayense 'Plenum'
ゲラニウム ' プレナム '
花弁が散らないんで、切り花にも好適です。

ゲラニウム ' プレナム '(フウロソウ科 Geranium himalayense 'Plenum')です。

 

 

 

雄しべを花弁化させてダブルにしちゃう手です[かわいい][かわいい]

 

 

雄しべが無くなっちゃえば、受粉だのと考える必要が無くなるわけです。

 

 

ってとこの稔性無しで一件落着かと思いきやです。

 

 

 

 

咲いてる花をくまなく探せば、雄しべがせずに残ってたりするらしーです[サーチ(調べる)]

 

 

 

 

雌しべの方はっつーと、ひっそり花弁の陰に隠れてたりしてるんはナイショです。

 

 

あながち結実させることが不可能ってわけでもないのです。(っつーても実際は株分けしたり、挿したりさせて殖やしますケロ。)

 

 

 

 

とか言いつつ、「仮に雄しべが[1][0]本全部花弁化して増えたにしろ、花弁の数が[1][5]枚よか多くなってるだろー[かわいい]」っつー突っ込みは無しでお願いするです。

 

 

 

 

生体内ぢゃ~、雄しべが花弁化するくらいカオス状態[台風]になってるんで、[1]つの組織が複数に分かれちゃったとしても突っ込まんでくらさい。

 

 

 

 

画像は[5]月下旬の状態です。

 

 

 

 

ダブルです。
雌しべっぽいのが、ニュッと出てます。
ヒマライェンセ系統です。
花弁数をカウントせん方が良いです。

最初の方でも何気に記述したとーり、@北~地ぢゃ~ゲラは地植えが原則です[ひらめき]

 

 

今んとこ、例外無しで地植えして越冬出来てます。(耐寒性強)

 

 

高畝にせず、レイズドベットにもしてませんケロ、一応のとこは水はけ良い用土にして植えてるです。

 

 

冒頭のプラテンセ的なゲラに至っては、好きなよーに大株化した上に、子株を作りまくって、花咲きまくってたんで、心配してません[るんるん]

 

 

 

 

何時だったか、八ヶ岳でも道端で地植えのゲラが大輪の花を咲かせてるんを見て、羨ましく思ったんは忘れられんとこです。

 

 

 

 

何が先熟だろーが関係ありません。
咲きまくりです。
開花期間が長いのも特徴です。

ゲラって、@北~地の気候は適してるらしく、楽々越冬[雪]です。

 

 

却って冬眠[眠い(睡眠)]してお休みした方が、春になった時に花的にも頭の中がスッキリしてるかもです。(ナイわー?)

 

 

んで、このプレナムは花付きが良く、夏にお休みした後、冬眠せずとも[8]月下旬になって再び開花中です[かわいい]

 

 

ダブルゆえ、意外度急上昇です[グッド(上向き矢印)](嬉しい悲鳴?)

 

 

 

 

アップ日現在も花を付けてること間違い無しです。(アップが延び延びになってるケロ、大丈夫か?)

 

 

 

 

 

 

今だから語れる真実もあるです[本]

 

 

DSI_4988.jpg

「ダブルのプレナム(2008-05-11-m)」

 

 

アーカイブがあったりするです。(滝汗)

 

 

しかも[4]以上前の過去記事です。

 

 

とーぜん、そん時の株は、とっくに土に還っちゃってます。

 

 

 

 

当記事の株は、何代目かわかんないくらいの後継株で、@ふちゅーから持ち込んだものです。

 

 

んで、こっちで地植えする前なんて瀕死の状態だったなんて、言わんくても良いとこでしょー。

 

 

 

 

今ぢゃ~再来年まで放置しても良いくらいの健康優良株にまで育ってくれてます[ぴかぴか(新しい)]

 

 

 

 

 

 

んで、宴もたけなわなとこ甚だ恐縮ですケロ、最後のゲラに移らせて頂くです[次項有]

 

 

Geranium wallichianum
雄しべが弾き飛ばされてるかのよーです。
ゲラニウム・ワリキアナム

ゲラニウム・ワリキアナム(フウロソウ科 Geranium wallichianum)です。

 

 

 

断然、花色が赤寄りに出てます。

 

 

っつーかマゼンタとも言えるでしょー。

 

 

画像は[8]月上旬の状態で、他のゲラに比べれば暖期の花なんは考慮する必要があるかもです。

 

 

「ゲラ花は暖期に咲く時ゃ~赤色に寄る」の法則です。(自説)

 

 

 

 

っつーても、んな春先(っつーても[5]月)からは咲いてなかったんで、この花色がスタンダードカラーだとも言えるかもです。

 

 

咲きだしが早くないんで、青くなってるとこを見られんのかもです。

 

 

 

 

そもそも、閲覧してるモニターによってカラーマネジメントが大きくも小さくも異なるんで、ゲラの花色を語っても釈然としないことしばしばなんは重々承知の上です[TV]

 

 

 

 

ちなみに晩生種のゲラゆえか、アップ日現在も咲いてる数少ないゲラでもあるです[ぴかぴか(新しい)]

 

 

 

 

雌しべの先が四裂してても驚くことはありません。
暖期は赤色偏移の法則です。
ゲラ花にしては花弁が細長いです。
こっちも株がこんもりしてます。

前記事からサボってたわけでもないのに、アップまで随分と日にちが開いちまったです。

 

 

 

 

こんだけの品種が用意出来れば、以前なら[4]つは記事が作れたとこですケロ、今や、んな余裕をかましてる場合ぢゃ~なくなってるのです。

 

 

@ふちゅーでなら、「まとめて掛かってこいやぁ~。」って言ってたかどーか記憶が確かぢゃ~ないんですケロ、今となってはハンパ無く厳しいです。

 

 

余裕なぞ、微塵もナイ状況です[あせあせ(飛び散る汗)]

 

 

今回も大放出した気分すら味わえない緊迫した状況です[たらーっ(汗)]

 

 

 

 

そもそも、数を纏めた方が効率良く記事を作成出来るのか、単品種で行った方が順調に記事をアップ出来るんか、悩ましーとこでもあるです。

 

 

「どーすりゃ~、えーんだ?」って途方に暮れてる感じです。マジデ

 

 

 

 

「画像選んで、品種名と撮影日だけ記述して、中[1]日のアップとでもしたろーかいなー。」って何遍考えたことでしょー。

 

 

 

 

 

 

んで、んなにまで切羽詰まってる風でも無いんは見げた根性ゆえ、お見捨ておきくらさい[雷](ぶっちゃけ、マイペースでやってたりするです。)

 

 

 

 

ではでは。

 

 

 

*****

 

 

 


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コメント 4

響

フウロソウは大好きです。
「The お花」って感じがする野草ですよね。
最近近所のファーブル響の小道に咲いてるのを見つけて
「田舎や~」と実感したのであります。

by (2012-09-08 17:40) 

miyomiyo

tochiさん、ありがとうございます。

by miyomiyo (2012-09-08 21:32) 

miyomiyo

響さん、ありがとうございます。

整然と咲いてるさまは、他の花ぢゃ~見られん佇まいです。
雑草とは呼び難い、なかなか魅惑的な花だと思います
ここいらでもゲンノショウコとかヒメフウロだったら、そこかしこに生えてます。
北海道においても原種系は、おいそれとは見れんくなってしまってるのが残念です。

by miyomiyo (2012-09-08 21:42) 

miyomiyo

Lobyさん、ありがとうございます。

by miyomiyo (2012-09-10 19:38) 

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