再会のセスキペダーレ [育てたものむしったもの日誌(Gardening)]
約10年ぶりの再会となりました。(同窓会か?)
アングレカム・セスキペダレ(ラン科 Angraecum sesquipedale)です。
白く巨大な花が約2ヶ月の長期に渡って咲き誇ります
その間、一輪ぽっきりの花が閉じたり開いたり、照れたり笑ったり踊ったりすることも無く咲き続けるわけです。
それくらい虫媒である蛾(キサントパンスズメガって言うらしい)との遭遇確率が低いってことでしょーか。
その蛾は口吻が特に長くて30㎝もあるらしー。(口吻ってピロピロの口のやつか?)
伸ばすと超ロングの口吻を収容出来るよーにランの距も特別に長くて30㎝くらいあります。
んな原生地のマダガスカル(アフリカ東部沖)って年間降水量が東京の2倍以上ある地域らしー
雨が降りしきる中でひたすら虫媒を待ち続けるってのは並々ならぬ忍耐力をお持ちだと察します。(既読かどーか確認すれば良いんぢゃね?)
距って構造が花粉が雨水で流失しない様な奥まった場所にあっても、受粉を達し得る一つの形態であると想像します。
現に咲いてる場所はシャクガも飛ばぬ室内ですケロな(スズメガの目撃例が無かったか?)
画像は2月上旬の状態です。
アーカイブはめっちゃり遡ります
「飴色のセスキペダレ(2007-04-07-o)」
前回の開花が2006年の2~3月@ふちゅーだってんだから記憶が無くてもおかしくないレベルでしょー。
我ながらよく心の片隅にでも有ったってとこです。(何回も頭を打ってるしな?)
それから一度もツボミを上げること無くやっと今回の開花に至りました
そもそも株を維持出来たってのが奇跡的なとこでもあります。(ブログが続いてるのがもっと奇跡的だ?)
致命的なコンディションにもならずよくぞこの北海道の窓際まで辿り着いてます。
んで勘違いしちゃ~いけないんは、滅多に咲かないってキャラぢゃ~無いってとこです。
ちゃんと管理してれば毎年のよーに咲くらしーです。
自分とこのが咲かなかったんはひとえに管理が至ってないってとこに尽きるでしょー。
思い当たる節が無いってところがまた当事者意識の欠如してるとこでしょーか。
丹精を込めてないってのが露見してます。(魂を吹き込め?)
花は日没後から香りを放ちます
日中だと全然わかんないです。
自分的にゃ~アーモンドミルクって表現してて、ミルクとナッツを合わせたっぽい甘みある香りです
香りの拡散的にゃ~、辺り一面万遍なく漂わすタイプぢゃ無く、花の前面を重点的に放ってるってイメージです。
んなとこは夜行性の虫媒である蛾に対応しつつも、雨が少ないっぽい夜の時間帯に合わせてるってとこなんでしょーか。(昼行性の蛾もいるだろ?)
んでどーしても気になる点ありです
子房と葉っぱの数カ所に滴が付きまくってるのです
最初は水やり時に跳ねた水滴だと思ってました
んで何日経っても変わらぬ滴分布に不自然さを感じたんで、触診してみるわけです。(問診が先ぢゃねーか?)
弾力性があってグミっぽかったです。
滴らしちゃって固化しつつあるセメダインとも表現しうるかもです。
強く押すと糸を引くよーな粘着力があるゼリー状の中身が出て、やっぱセメダインを彷彿とさせます。(水飴とか商品名を出さずに表現出来無いんか?)
んで、無色透明なんで無味無香かと思ったらストレート過ぎでしょー。
さすがに味まで確認すべきか大きく躊躇したものの、数日考えて実行に移します。
癖の無い甘みがありました
んでこの物質が植物から分泌されたもんなのかカイガラムシ由来なんかは判然せず、結論も付けられませんでした。
カイガラムシなんて居ないとは断言しないものの、こーまで貯め置く程の生息数は確認出来ません。(染料にしたな?)
なら開花初期はどーだったかって話です
やっぱ様子が違かったです。
他の画像もチェックしてみましたが、つるんとしてました
栽培してるとたまーに似たよーな状況を見たことがあった気もします。(気のせーだ?)
熱が局部的に籠もっちゃったんか露っぽいのを噴いてたりしてるっぽかったりします。
今までは特に興味を持たず、ましてや味など疑問に思ったこともありませんでした。(ふつーそーだろ?)
ちなみにツボミを出してから開花初期まではミドミドしてます
1月中旬の画像です。
透けるよーな緑色をしてたです。
花弁なんて水餃子の皮みたいにぷるっぷるしてました
ツボミは年末の12月下旬くらいから葉腋からポロりとさせてたんは見え見えでした。
ミドミドしててもツボミの大きさで目立ちまくりでした。
んで、こっから話が長くなるってのはいつものことでしょーか。(ウンザリだ?)
根っこに注目しちゃいました。
自分史上最大の根っこへの関心だと言っても過言ぢゃ~ありません。
着生植物ならでわで丸見えってとこです。(昔、球根の水栽培でも妙に食いついてなかったか?)
自分的にゃ~、その根っこを太中細に3分類して栽培してます
最も目立つ存在が一番細いタイプでクラゲの触手みたいにクネクネのモジャモジャになります
どーも身の拠り所を探し求めて、アンカーとかペグの打ち込み先を模索中って雰囲気です。
そのついでに水も補給出来たらってのは植物の根っこのとしての基本的な欲求と言えるかもです。
例え伸ばした先に固定する場所など無い水鉢の中だとしても、それはそれとして浸水状態のまますくすくと育ってます。
ちなみに根っこ分類の学術的園芸的な裏付けは途中でわからんくなったんで放棄しました。(恥ずかしくないんか?)
逆に太い根っこは彷徨うこと無く、ちょっと伸びたっきりで屈曲せず支持先を求めずの独立っぷりです。
基本的に水分を吸収する方向に特化してる様に見受けられます。
っつーても出したばっかの時は、表面がカサカサして毛羽立って水分を含み難かったりします。
何回も水を掛けてる内に、次第に根っこの表面に馴染んでオブラートっぽくなっていく感じです。
んなのを根被(velamen)と言うらしく、他の植物だとクンシラン(ヒガンバナ科)でも見られたりします
自分とこのクンシランを見ると確かに土から飛び出してる根っこは同様の表面だって感じます。
んなダイレクトな吸い取り場面を動画に収めてみました(どーゆー動機だ?)
ブレッブレなんは予めご了承くらさい
手持ちで撮っちゃいました。(三脚持ってんだろ?)
根っこなんだから水を吸うのは当たり前だろって指摘はご尤もです。
ただこれ程までの即吸いっぷりはタイムを競わせたくなるくらいです
なんで、同一個体内で比べてみたくなっちゃいました
細い根っこだと吸うどころか水を弾いちゃってます
ただ長時間、水に触れさせ続けてるとじわじわ吸水してく様ではあります。
細い根っこは表面にしわが入っちゃったりすると吸い込みが早かったりするみたいです。
最後に中太の根っこは、細い根っこと太い根っこの中間的なキャラです。(投げやりだな?)
吸水はソコソコにこなしつつ若干の屈曲をして絡んだりはしても、決してアンカーは打ち込まない感じです。
んな根っこは基本的に日光とは逆の日陰側から出すらしく、自分とこでも確かにその通りになってました。
なんで球根植物同様に、ランも決して鉢を回さぬ決意が必要です(駄目なもんに限って回したくなるよな?)
んで告っちゃうと、10年前から植え替えなどは一切行っておりません。(堂々と言うな?)
確かプラ鉢にバークチップを入れ、茎をぶっ挿しただけのよーな記憶です。
にしてもよくぞ10年もの間、腐食もせずに一本立ちしてるってもんです。
ここまで根っこの話だけで延々と続くってのにはとても耐えられない心境になったかもです。(分かってやってるんか?)
熱く語ったところでドン引きしちゃうとこでしょー。(それが狙いなんだろ?)
しかも動画が挟めたりしちゃう遅延プレーです。(証明書を発行しろ?)
まだ出し切ってない感が多分にありつつも、どんどんアップが遅れてくんで又の機会に譲りたいと思います。
あくまで又の機会があればって話です。
コピペもして無いのに、また同じ話を繰り返しちゃうループパターンだったらまだ幸せな方かも知れんとこです(いい加減にしてくれ?)
ではでは。
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す、すごい
まるで生きてるようだ(生きてますケロ)
根と言うより触手みたいで怖い。
メデューサを連想しちゃう。
by 響 (2016-03-10 18:44)
響さん、ありがとうございます。
放置しといてボサボサになっちゃいました。
殺せんせーみたいな触手です。
響さんが見慣れてるよーなガジュマルの気根に比べれば大したこと無いでしょー。
もしかすると刺されたら石化しちゃうかもです。
by miyomiyo (2016-03-11 00:35)
大和さん、
ぽんちゃんさん、
ありがとうございます。
by miyomiyo (2016-03-11 00:36)
makimakiさん、ありがとうございます。
by miyomiyo (2016-03-12 00:05)
Ujiki.oOさん、ありがとうございます。
by miyomiyo (2016-03-12 19:14)
いっぷくさん、
ネオ・アッキーさん、
ありがとうございます。
by miyomiyo (2016-03-13 22:37)
ライトさん、
U3さん、
ありがとうございます。
by miyomiyo (2016-03-19 21:29)