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黒百合と姫 [育てたものむしったもの日誌(Gardening)]

早速顛末記に入ろーかと思ったんですケロ、中々纏まらなそーな気がしたんで頃合いを見て作成することにします。

兎にも角にも顛末は年を跨がないと思ってたら関係ありませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]

割り切って進めないと今年こそは記事を次々アップさせよーと言う野望がいきなしへし折れちゃいそーです。(毎年計画倒れしてるな?)

ちゃちゃっと出来ちゃいそーなのを見繕って勢いを付けときたいです。

それが結構ムズいってのは簡単に予測しちゃえるってのも悲しいとこではあります。

って感じで暗に暫く植物ネタが続くであろーって伏線を張っときます。(明々白々だ?)

 

んな今回はあたかも自分の腹の中と頭ん中を具現化したよーな花たちです。

 

 

先に自分の心の奥底にありそーな花からです[次項有](何だかきな臭いぞ?)

DSC_4842Q90.jpg

クロユリ(黒百合:ユリ科 Fritillaria camtschatcensis)です。

 

耐寒性強の球根植物です。

このクロユリって言うかバイモ属(フリチラリア属)の球根は特徴的で大きな球根の周りに小さな無数の米粒みたいで真っ白な球根(子球)が緩ーくくっ付いてます[有料]

くっ付いてるって言うより添えられてる的に後から仕込んだよーな結びつきの無さだったりします。

知らないとアリの巣を掘り起こしちゃったんかと勘違いしちゃって一歩下がっちゃうくらいです。

んで何故かこーゆーユリとかスイセンとかチューリップとかムスカリとかアヤメの球根の株元ってアリンコの巣が無かったりする傾向があるんで不思議なとこです。

ちょっとでも大きな石があれば間違いなくどっとアリンコが蛹を咥えて湧き出てくるよーな場所でもです。

球根を掘り返してアリンコの巣が出た!なんて状況になったことが無い自分とこの庭です。(あるあるだ?)

 

画像は5月下旬の状態です。

 

DSC_4812Q90.jpg

花色は最大級に黒くて、これよりも黒い発色は別途ピュアな黒の顔料にしか求められないレベルでしょーか[アート]

エンジ色を更に煮詰めた上にうっかり焦がしちゃった的な黒さです[どんっ(衝撃)](相当苦そーだぞ?)

それでも英語名だとブラックリリーとは言わずチョコレートリリーらしーんでもっとダークなんが存在するって察するべきでしょー。

んで間違っちゃいけないんが後述しますケロ、香りはチョコレートの類いを指してないってとこです。

そんなダークなイメージでも最奥部に純白の部分が見えたりしてます。

実は根は良い奴なんでしょー。(確かに球根は白っぽいな?)

 

DSC_4800Q90.jpg

花の香りは敢えて言及せずに居た方が良いよーな特筆すべき項目です。

英語名でスカンクリリーって言われるくらいなものの、辺りに漂わす程のパワーはありません[ダッシュ(走り出すさま)]

積極的に確かめに行かなければ知らなくて済むレベルです。

しかも開花したての花で無いと香りが非常に弱くてウッとならない程です。

つまりアンモニア臭みたいな方向では無く、腐乱臭とも言えず、虫媒が何なんか絞れません。

こんだけオリジナリティに溢れてるのに受粉に来る虫が知れないのでした。

 

DSC_4840Q90.jpg

んな花が日光が弱くしか当たらなくって風通しもスースーしない場所を好むってのが面白いです。

クルマバソウ(アカネ科)だってもうちょびっと風通しや日当たりが欲しくて溜まらなくなって散逸して行きそーです。

周りに植物がある程度生えてて、かといって自分が頭抜けてるんでもなく、尚且つ覆われてるでも無く、日差しも風もお零れに預かってる的なあざといよーでバランスを取るのがめっちゃ難しそーな場所です。

それらの条件が過ぎれば体温上昇と乾燥で株が消え、不足すると光合成出来ずにやっぱ株が消えちゃう運命って儚さを感じます。

そこら辺の諸々をクリア出来る手っ取り早めの解決法がスプリングエフェメラルって言う形態なんでしょー[手(パー)]

でもクロユリの場合、スプリングエフェメラルから敢えてワンタイミング遅らすよーに活動してるよーにも見えます[時計]

黒い花ってデリケートな花が多いって印象です。

黒いと光を吸収し易くて体温が上昇しやすいってなると熱中症っぽくなり易くなるって感じでしょーか[晴れ]

日差しが少ない条件下で遣り繰り出来る有利さだと解釈すべきかもです。

 

 

お次は人間に例えると自分の場合、お目に掛かった経験がありません[次項有]

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ヒメサユリ(姫小百合、乙女百合:ユリ科 Lilium rubellum)です。

 

耐寒性強の球根植物です。

こっちはピンク色の華やかな花です[ぴかぴか(新しい)]

しかも特筆して言及すべき甘い香りがします。

かの有名なカサブランカとは違った種類の香りです[ひらめき]

キャンディが中に入ってるんか[exclamation&question]と思っちゃうくらい甘美な香りがします。

周囲を軽く漂わす程度の強さがあります。

それでいてユリ花粉症の自分でも全く問題無かったりする不思議ちゃんです。

 

画像は6月上旬の状態です。

 

 

 

一昨年(2017年)にも記事にしました[本]

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「帯びらせ帯らせ招福開運(2018-01-19-m)」

昨季(2018年)は帯化せずに普通に咲いてました[かわいい]

帯化なんてそー易々と発生するもんでは無いでしょー。

ただ以前に種子を買ってきて蒔いたカレンジュラはいとも簡単に帯化してましたケロな。

2年目とかはほぼほぼ帯化してたんでこーゆー品種だって勝手に思えちゃうくらいでした。

 

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んな姫小百合とか乙女百合とか言いつつも、雄しべの先は水飴が塗られてるみたいにベタベタします[手(パー)]

かと言って虫が足を取られて離れなくなっちゃうまでの粘りはありません。

乙女だけに虫が付着してるってのは許されないとこでしょー。

花粉のみが付着するよーなベストな状態に調整されてるのでしょーか。

クロユリは独特な割にベッタリもネットリもしないんが不思議なとこです。

 

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ヒメサユリもクロユリ程では無いものの一日中日差しを浴びてるんはあんまし好のま無さ気です。

直射日光は半日程度までに止め置くべきでしょー。

お姫様だけに褐色系になっちゃうんはイメージに合わないって思ったわけでも無いでしょー[晴れ](褐色系が好みだったよな?)

風は極端な状態で無ければ特別問わない感じです。

 

DSC_6216Q90.jpg

これでムカゴで増えてくれれば先行き安泰なとこでした。

ユリ科の球根植物を種から増やすなんて難度高過ぎです。

なかなか素人に出来ることではありません。

しかも分球はまずしないって話なんであんまし将来の方を見ちゃうと動悸が止まらなくなるってもんです[失恋](心臓の皮が分厚いから大丈夫だだ?)

チューリップとかスイセンみたいに活発に目茶苦茶分球してくれれば安心なものの、そこら辺でありふれちゃうとまた違った気持ちになってたでしょー。

もしかするとどこの花壇でも見れたポピュラーな花だったかもです。(そこら中がお姫様だらけだったらどーするんだ?)

自分とこで何年か植えてある内に球根は充実してくれてってるみたいなものの、やっぱバックアップは欲しいって気持ちです。

 

DSC_6223Q90.jpg

乙女色にばっか目を向けてたらふと違う色が有るのに気付きました[サーチ(調べる)]

オレンジ色が差し色っぽく入ってました。

花の外側だけでは無くて内側にも入ってます。

ここだけ黄色い色素が混じってるのでしょーか。

上に黄色っぽい薄膜が被さってるんかも知れません。(カットしてみれば分かるだろ?)

 

 

んなヒメサユリ、年々少しずつ着実に花数が増えてってる気がします。(錯覚だ?)

球根が握りこぶしサイズくらいになってて欲しいです。

今年(2019年)は地面から茎が3本以上出てたら掘り起こして様子を見てみよーと思います。

花後の6月末くらいが適期でしょーか。

地上部が無くなっちゃうと球根の位置が分からなくなっちゃいがちです。

 

茎は切り取らなければ雪が積もってもしっかり残ってるもんではあります。

 

 

とは言っても今現在の積雪状態だと完全に雪に埋もれちゃてて見え無くなっております[雪]

 

 

昨晩たっぷり積もらしてってくれました。

 

 

 

ではでは。

 

 

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