秋の実りちゃんは美しい。 [育てたものむしったもの日誌(Gardening)]
錦繍の秋は目前 秋の直前 秋は真っ只中 秋は終わり です。(無駄なことに注力すんな?)
10月ともなれば収穫は末期です
そもそも雪解け以降からして、家庭菜園の収穫のみならず、枯葉枯れ枝剪定BBQと大忙しで、あっと言う間にシーズン終了です。
お陰でレシピのことでクックパッドを検索しまくってたりします(みんなのレシピも参考にしろ?)
今年(2015年)も例年通りの豊作でした
カシス(黒酸塊、Blackcurrant:スグリ科 Ribes nigrum)は収穫量のアップ率が格段だったって印象が強かったです。
耐寒性強の落葉広葉樹で、地植えったつもりは無いものの、黒ポから根が出てるんは間違い無いでしょー。
余りのたわわなぶら下がりっぷりに、樹木なのにもかかわらず頭を地面までもたげてました(枝垂れタイプなんだろ?)
どー見ても大収穫だったんで、即ジャム化指定を受けちゃいました(断れ?)
ただそれが後々後悔しちゃう羽目に陥っちゃうってのは先に立たずってとこです
ジャムのオーバーフロー分を方々で試食配布してみたら一部で爆好評を得ちゃったのです。
ジャム化されちゃってる段階だったんで時既に遅しでした。
希望者にゃ~来年(2016年)まで待ってもらうことにしたものの、来年も同様に収穫出来るかどーかは保証対象外だって言い忘れちゃいました。(もう遅い?)
んで、生食した場合のお味の方はっつーとなかなか無加工で流通してるもんぢゃ~無いんでイメージし辛いとこでしょーか。(直売所でよく見掛けるぞ?)
ブルーベリーの甘みを抑えつつ、やや苦みとコクを加味した感じってとこでしょーか。
食感と種感と皮感はブルーベリーとほぼ同程度って印象です。
ちなみに、画像の693gは7月中旬の初回収穫時の状態です。
収穫が進んでくと裸木っぽくなっちゃうものの、心配無用です
画像は8月上旬から中旬に掛けての状態です。
葉っぱがモリモリとしてて安定感が伝わるかと思います。
そんでも今シーズンは1㎏程度は収穫出来たんでホクホクです。
今季は生食にジャムにアイスコーヒーにソルベに大活躍でした
こんだけが1本の木から収穫出来てるんで大したもんでしょー。(だったら10本くらいに増やせ?)
これで受粉株を必要とせず、病害虫も着かず、土壌の成分とかpHとかも気にせず済むって手の掛からなさです。
んで、ベリーならこれもあるってとこです
グズベリー(セイヨウスグリ、Gooseberry:スグリ科Ribes uva-crispa )です。
耐寒性強の落葉広葉樹で地植えってます。
単なるカシスの赤バージョンと見なしちゃ~いけません
ボケ(バラ科)に似た凶暴な棘を持つ時点で無棘のカシスとは似て非なる植物です。
例え共に葉っぱを擦るとゲラニウム(フウロソウ科)風の香りがしても、枝が良く撓るカシスと、ボケ並みに硬直な枝を持つグズベリーぢゃ~違いは歴然です。(さっぱり分からんぞ?)
生食時の味はっつーと、ブルーベリーより果実味があってまろやかな感じです。
ちなみにウチぢゃ~全てジャム化されちゃいます。
画像は8月中旬の状態です。
んで、ダークホース的な存在もありました
ブラックベリー(バラ科 Rubus fruticosus 'Jumbo')です。
耐寒性強の落葉広葉樹なのに、ランナー的にツルを伸ばして隙あらば領土拡大してる強者です。
画像だとまだ赤い収穫前の状態です。
これが黒変したら収穫のサインです
実が赤い段階だとまだ固くて弾力性が無いものの、黒く熟すと柔っこく食べ頃っぽく変化するのでした。
んで、この果実は食べた後の評価が大きく分かれるってタイプです。
中立的な評価だと水っぽくて特に変わった味も香りも無くてどーでも良い感じなものの、好意的な評価だとフルーティーさに溢れてて瑞々しくて美味しいって感じになります。
逆の評価だと、酸っぱくて苦くて口中が痺れちゃったってのもあったです。
何となく植えてるだけとは言え、色んな意見が聞けて参考になって満足な自分でした
来年も食べたいって人も居たのでリミッターを解除して栽培しよーと思ってます。
今シーズン以前は自己消費のみって状態だったんで間引きまくってたのです。
本気出させるんは良いものの、果実は生の状態だと半日以上経つと冷蔵保存してもカビが生え出すって日持ちのし無さが超シビアなとこです。
画像は8月中旬の状態です。
んで本命中の本命はこれでしょー
ブルーベリー(ツツジ科 Vaccinium)は安定の大定番です。
耐寒性強の落葉広葉樹です。
アップ日時点だと秋の紅葉がまた見事です。
ジッと見てると葉っぱの赤さが眼球に染みまくって落涙しちゃいそーになります(大袈裟に言うな?)
んで、4種類4本を植えてることもあって収穫は6月下旬~9月中旬と長めです。
収穫量も画像掲載分はほんの一部で、延べにすると大きいボールに2杯分程度って認識です。(過少申告して無いか?)
画像は8月中旬の状態です。
ウチのべりーは以上でこんくらいです。
ラズベリー(バラ科)ってのも有るものの、画像にする気にもならないくらい少量で小粒なのしか出来ず、2~3つまみして終了ってのは今年も同じでした。
感想が出て来ないって辛さです。
変わり種でこーゆーフルーツも植えてます
カルシウムの木(バラ科 Prunus humilis)です。
耐寒性強の落葉広葉樹です。
苦節3年目でよーやく結実しました。
しかも2粒だけでした。
画像は8月下旬の状態です。
花はもー花桃(バラ科)みたいにビッシリ咲いてくれるんで、収穫を期待しないでくれって言う方が無理ってもんです。
んで、実がまだ小さいうちからポロポロと落ちてって今年もゼロかと諦めてたところだったんで、最後にちょっと盛り上げてくれた感じです。
味の方はっつーと、サクランボ(桜桃:バラ科)っぽいサイズと弾力なんで期待しちゃうと外れ感がデカイです。
サクランボを基準にしちゃうと酸っぱく、限り無くスモモ(李:バラ科)に近いって印象です。
同系統のが国内に自生してて、名前はユスラウメ(山桜桃:バラ科)だって古老が言ってました。
んで、フルーツと野菜の中間的存在に行きます(アレだな?)
トマト(Tomato:ナス科 Solanum lycopersicum)です。(やっぱし?)
非耐寒性の一年草ですので地植えってます。(ふつーはプランターだろ?)
ちなみにウチはミニトマトとかミディトマトしか植えてません
フルサイズのは誘引とか芽摘みがメンドイんで候補にも挙がりません。
って風潮が強いのか、店頭での苗の品揃えも薄めです。(それでも接ぎ木苗がお薦めです。)
気候的にトマトの熟成に要する温暖な期間が不足してるからだってのが専らの評判です。
かと言って、実ものは鉢植えだと地力が圧倒的に不足しちゃうってのが明白なんで、それならまだパッションフルーツ(トケイソウ科)をやってた方が気楽ってもんです。
画像は8月中旬の状態です。
トマトは小さな粒のを選択すれば生産量がめっちゃ増えます。
ウチでも5本の苗木から6月下旬~9月下旬の期間で計100~200個の収穫です。
ツインのトマトも出来ちゃったりします(果柄とガクは1つずつでした。)
単に確率的な問題かも知れないものの、特に今年は風変わりなのが幾つか出来てました。(完全にガチです。)
こーゆーのは試食に出すわけに行かないんで、異形もんや裂けてるもんは基本的に自分の胃袋に納めます。
どーゆー形状でも味は全然変わらないんですケロよ。(2倍甘くならないのか?)
画像は8月下旬の収穫です。
んで、台所に置いとくと末路が悲惨なことになります。
即座に生ゴミ袋に入れちゃうって感覚は戦後とかの貧困期を過ごして来たか否かの問題ぢゃ~無いと思わざるを得ません。
皮が裂けてる理由がトマトの落下の衝撃ぢゃ~無くて、水分の吸収量が表面張力を上回っちゃったからであるってわかってるはずなのにです。
最近のお嬢様の方が食べ物を粗末にしないで食されてるって気がしまくってます。
野菜ならそれなりに植えてたりします
キュウリ(胡瓜:ウリ科 Cucumis sativus)です。
非耐寒性の一年草なんで、やっぱ地植えです。
んで、自ら収穫してみるとキュウリとイボの鋭さとブルームの白さに今更ながら気付かされちゃったりするわけです
画像は8月中旬の状態です。
んで、キュウリはミニぢゃ~無くとも収穫量が消費量を上回るんで控え目にする必要はありません。(たくさん植えて漬け物にしろ?)
とにかく、ツルが伸びたらスペースがあるだけどんどん誘引してきます。
事故でツルが途中が折れても気にせず、暫く放置してれば下の葉腋から芽が出て来るんで焦らず経過観察です。
地際に一番近い葉っぱが黄色くならなきゃ~高確率で復活するんで、いきなし抜いちゃうよーなテロ行為は厳に慎みましょー。(さっきから誰のことを言ってるんだ?)
コマツナ(小松菜:アブラナ科 Brassica rapa var. perviridis)です。
耐寒性強の一年草です。
自分のとこだけかも知れませんケロ、どーも花芽を上げる前なら雪の下で越冬するみたいです。
苗で売ってるとこが近くにないんで、地道に種まきしてます。(チマチマ苗を植えるんか?)
早春と晩夏の年二回、砂利の上に直に種まく人になるわけです(誰かに描いてもらえ?)
ココが見事に気温的に好都合かつ、青虫を食する雀のタンパク源にもなって良かったりするんは偶然の発見でした。
お陰様で夥しいモンシロチョウの目撃数に比べて殆ど食痕が見られ無いっつー現実だったりします。(速攻で薬剤を散布しないんか?)
収穫量も自己消費仕切れないくらいなものの、まだどこに青いのが潜んでるか分かんないんで頒布は厳に慎んでます。
画像は8月下旬の非栽培期の状態です。
枝豆(大豆:マメ科 Glycine max)です。
非耐寒性の一年草です。
コッチは意外と苗も市販されてるものの、自分とこは種からスタートです
以前はシードトレイとか黒ポで発芽~育苗管理してましたが、近年は直播きオンリーです。
実際のとこ、大差無いって感触です。
それでも今年(2015年)は相当な不作でした。
画像は9月中旬の状態です。
同じマメ科でも真逆に豊作だったんもありました
インゲン(マメ科Phaseolus vulgaris )です。
非耐寒性の一年草です。
コッチはタブン苗販売はして無いと思われます。
種は直播きですケロな。
今年はめっちゃ豊作でした。
市場価格が高めだったんで、シーズン始めは有り難がって食してた人も後半はぞんざいな扱いをしてたくらいです。
わざわざスジ無しツル無しインゲンを種から蒔いても散々なんで来年からはスペース的にも別品目に移行の可能性大です。
画像は9月中旬の状態です。
シシトウ(獅子唐:ナス科 Capsicum annuum)です。
非耐寒性の一年草です。
実生って手も有りますケロ、そんなに収穫しても消費仕切れないんで、苗を購入します。
保険も兼ねて一家に2株もあれば大丈夫でしょう。
凡人ならそれで十分に火を噴くことが出来ると思われます。
んで、シシトウはピーマンやパプリカより寒さに強いみたいで初雪が降るまで収穫出来ます。
辛み成分が寒さに強く成る要素だってのが自己研究の妥協点です。(辛み大根も強いのか?)
画像は9月中旬の状態です。
んで、最後は果菜類にゃ~含まれんタイプです
ホップ(アサ科 Humulus lupulus)です。
耐寒性強のツル性の宿根草です。
芽出しの頃はまめに誘引してかないと、辺り一面に這いまくって地上を覆い尽くして日光を遮り、他の植物を衰弱させちゃうんで要注意です。
しゃーないんで自分とこはライラック(モクセイ科)に柱になって貰ってます。
画像は8月下旬の状態です。
んで、実は食せるってもんぢゃ~無くて、ハーブ的な存在です。
っつーか、実のよーに見えるマツボックリ(松毬)状のもんは花序で毬花ってもんです
その花をレジ袋に詰め込みまくって揉んで叩けばビールの香りに酔いしれれば嬉しいものの、そーゆー単純なもんぢゃ~ないみたいです。
ビールってもんは高度な技術が集積した成果として人々を魅了してるプロダクトのよーです
今回は超長文になってしまいました
折角画像もデジイチぢゃ~無くてスマホの軽い画像を徹底して使用したのにも関わらず、効果がさっぱりです。
しかも、ネタを削りまくって手短にアップしよーとしてたはずなのに、文章を作成してたらみるみる長くなっちゃって困ります。
昔から話が長いって言われ慣れてるならまだしも、通信簿における先生のコメント欄はいつも引っ込み思案で無口過ぎるって書かれてるのが常だった気がするんですケロな。(ナスは植えてないんか?)
ではでは。
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凄い!まるで北欧の収穫祭みたいだ。
カシスって居酒屋で出て来るカシスオレンジの一種かと思ったのは
内緒です。
キュウリは河童釣りでもするの?
by 響 (2015-10-23 19:25)
tochiさん、ありがとうございます。
by miyomiyo (2015-10-23 22:59)
響さん、ありがとうございます。
祭りって言うか、妄想みたいになってるとこが申し訳ないとこです。
カシスはカシオレの一つの構成要素なんで殆ど正解みたいなもんだと思います。
カッパはキュウリぢゃ~無くて、最低でも海鮮丼くらいでないと釣れない気がします。
by miyomiyo (2015-10-23 23:05)
大和さん、
yu-papaさん、
ありがとうございます。
by miyomiyo (2015-10-24 23:44)
ネオ・アッキーさん、
Ujiki.oOさん、
ありがとうございます。
by miyomiyo (2015-10-25 19:47)
tarouさん、ありがとうございます。
by miyomiyo (2015-10-29 00:08)
(。・_・。)2kさん、ありがとうございます。
by miyomiyo (2015-10-31 23:27)
U3さん、ありがとうございます。
by miyomiyo (2015-11-01 22:50)