シャスター&アメジスト [育てたものむしったもの日誌(Gardening)]
シャスター・デージー ' スパイダー '(Shasta Daisy:キク科 Leucanthemum x superbum ' LaSpider ') です。
外周に広がる白い舌状花が波状っつーか、モヂャってるんが目を惹きます
んな花弁の層に厚みがあるんも特徴的だったりします。
ちなみに、このシャスター・デージーは花に香りがあります。
牛が食んでる干し草っぽい香りがします。
辺りを漂わせるほど強力ぢゃ~ないものの、結構なレベルの明確さです
これを香りと表現すべきなんかは意見が分かれるとこでしょーか。(分かれナイ?)
画像は7月中旬の状態です。
んで、デージーってキーワードが入ってるシャスター・デージーですケロ、いわゆる日本語で指してるデージー(キク科 Bellis perennis)とは、そもそもスタート地点が違ってます
ちなみに日本語ぢゃ~、ブルーデージー、ユリオプスデージー、チロリアンデージー、リビングストンデージーとか、科を超越して幅広く入ってるんでご注意くらさい。(デージーチェーン?)
差し詰め、日本語で言う「ナントカ菊」ってな勢いで、春菊、友禅菊、秋明菊、段菊、松葉菊みたいな例えで良いでしょーか。
シャスター・デージーの場合、オックスアイ・デージー(Oxeye daisy:フランスギク:Leucanthemun vulgare)ってのがスタート地点になるってのが属名を見てもプンプン匂わんでしょーか。
牛の目ん玉くらい花がデカイって意味なんでしょータブン
シャスター・デージーって付いてりゃ~何でも良ければ、アーカイブ有りです
「シャギー・スタイル、あるいは踊る目玉焼き。(2012-01-18-m)」
アーカイブの品種名は、 ' オールドコート ' でした。
敢えなく土に還しちゃいました
春になっても夏になっても芽吹かんかったです。(待ち過ぎだろー?)
今回記事にしたのと「大差無いかなー。」って思ってましたケロ、今度のは花弁が更にインフレーションしてます
今年、メンバー入りしたシャスターデージーです。
いきなし地植えっちゃってます。
鉢植えでも冬越し出来なかったのに、大胆過ぎる挑戦と言えるでしょーか。
最低気温は余裕でクリアしてるみたいなんで、後の問題は雪対策ってことになります。(-25℃くらいまで?)
んな雪って言っても、宿根草ゆえに護るもんは幹や枝ぢゃ~ありません。
地際や根っこです(地際って想像以上の重要度です。)
雪温状態で水でヒタヒタになっても大丈夫なのかってとこなのです。
これが、いわゆるウィンター・ウェット問題なんでしょー
積雪地ゆえに根雪になるまでと雪解け期は、水気からは逃れよーが無い当地ではあります。
なんで、少なくともマルチングだけは施しといて、虚しいやも知れぬ抵抗をしよーと画策してます。(ホントに意味あんのか?)
ちなみにウィンター・ウェットは、個人的に根が深いよーでも、実は細っちかったりしまします
「今ここにアズテック。(2011-11-03-m)」
初めて触れたんはガザニア ' アズテック '(キク科 Gazania treasure flower 'Aztec')の記事を作ってる時でした。
ディープにググってたら、ヒットしちゃったです
雪まみれなんに変わり無いのに、wetとdryを区別するって、どーゆー概念なんか理解に苦しみました。
っつーて、今でも得心行ってないものの、何となくはわかったです。(分かったふりすんな?)
ちなみに、んなガザニアは、シャスター・デージー同様、春になっても夏になってもウンともスンとも言わんかったです。
寒い中で、中途半端に灌水してたんが、いかんかったよーな印象と受け止めてます。(事実誤認だ?)
ハナバチ(花蜂)なら大喜びしてるであろーフィールドです。
ヨダレがジョジョ漏れしてること必至です
体中を粉まみれにして恍惚の表情を浮かべて飛び回ってたことでしょー
っつーても、こん時は蜂ぢゃ~無くて、蟻んこが喜んでたみたいなんは冒頭画像付近で写ってるとーりです。
筒状花部分と舌状花部分が明確に異なる典型的なキク科の花です
その辺の分かり易いとこは残しつつ花を大型化させちゃうんは、イングリッシュガーデンとか北米の庭園みたいなとこをターゲットに設定してるからでしょー。
こんもりと植え込んだり、コーナーやボーダーとして植え込んだりするんを狙ってるんぢゃ~ないでしょーか。
更にゃ~花がボリューミーになってリッチになってりゃ~、広々としたお庭でも見栄えがするってもんでしょー。タブン
んなとこで終わっといても良いんですケロ、ぶぶ漬けはお代わりしちゃう自分です(1回使ったフレーズなんで先読み出来ちゃった?)
セントーレア ' アメジスト・イン・スノー '(キク科 Centaurea montana ' Amethyst in Snow ')です。
白い外側の花(舌状花)と赤い内側の花(筒状花)のコントラストが鮮やかです
命名者が、雪の中にあるアメジストと見立てたって不思議ありません。
何となくアザミ(キク科)っぽい花型なものの、棘っぽさは花にも株にもどこにも感じられません。(アザミ連)
バイカラーと表現しても良いレベルぢゃ~ないでしょーか。
って、そもそもキク科的にゃ~、内側の花が黄色なら、外側が何色だろーと特にも何もバイカラーとは言わないとこでしょー。
画像は6月上旬の状態です。
セントーレアってのは、日本語で言うとヤグルマギク(矢車菊)になります。タブン
学名はギリシャ神話に出て来るケンタウロス(Centaurus)に由来します
なんで、飛行場のセントレア(中部国際空港)とは語源を異にするものの、日本語的な発音は同じと見なして良いレベルでしょー。
ちなみに、ヤグルマソウ(矢車草)の方はユキノシタ科で、葉っぱが矢車っぽく輪生してる大型草本です。
内側の花は単体ならセンニチコウ(千日紅:ヒユ科)っぽくもあるものの、別もんです。
そもそも、セントーレアって「赤く発色しよーがあったんか?」って思っちゃうとこです。
っつーても、青花が基本色だと思しきセントーレアの世界で、濃色化に成功して紫っぽくなったなら、赤系も見えてきてたってとこでしょーか
ちなみに真っ白な品種があっても、真っ黄っ黄ってのは無いセントーレアのよーです。
尤も、セントーレア的にゃ~、内側の花だけでも黄色いってのも見てみたいです。
んなセントーレアは久々の記事です
「青色セントーレア(2008-03-22-m)」
5年ものブランクです。
っつーても、チャレンジの方は継続してはいたのです
ただ、生長が安定するまで保たせられなかったってだけなのです。
とにかく、画像に納められる状態になるまでもなく、土に還しちゃうって連続でした
このセントーレアも今年からの新メンバーです。
気分一新、やっぱし地植えっちゃってます。(どんな気分か言ってみろ?)
最低気温はクリアしてるみたいなんで、やっぱ懸案事項は休眠期の水気対策ってことになります。(-30℃くらいまで。)
ここでも、ウィンター・ウェットっつー課題に直面しちゃうわけです。ヤッパ
コッチも少なくともマルチングはしといて越冬させよーとしてるんで、シャスター・デージーの隣に地植えってあります。
マルチングを一緒にやれて、答えも同時にわかる、、、、ってことは無いです。
花期がヶ月も違うってのは、北海道ぢゃ~許容範囲外です。(大袈裟?)
ではでは。
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響さん、 ありがとうございます。
by miyomiyo (2013-09-10 23:49)