残雪は春を召喚します。 [育てたものむしったもの日誌(Gardening)]
満を持して呼ばれたからってノコノコ飛び出て来ないんは、いつものことです。(アクビが出る?)
みるみる雪が溶けてくのに、暴風雪になったりするんもお決まりでしょー
そんな時、どの辺から残雪って呼んでいいんか判断に苦しむわけです。ッテソコ?
今回は、積雪+寒冷地における春の芽出しってのを記事ってみます。
画像は全て月上旬なんを予め告っときます。(とーぜん今年(2013年)です。)
んな地域において、いっちゃん最初に開花する花からスタートしちゃいます
クロッカス(アヤメ科)です。
咲いた状態はまた後日、縁が有ればってことで。(汗)
耐寒性強の球根植物です。
フクジュソウ(福寿草:キンポウゲ科)とは春の早咲きで一二を争う間柄です
昨年(2012年)今年(2013年)とクロッカスの方が数日先でイチバン乗りしてるっつー実績があります
鼻の差呼ばわりしても構わん僅差でした。(写真判定もやれ?)
春イチバンにクロッカスが咲いて、秋ラストにコルチカムが咲くって構図の近隣です
んなクロッカスの芽出しは、ギボウシ(ユリ科)の葉っぱなんぞ気にせず突き破っちゃいます。
障子に穴を開けるよか容易なんかも知れんとこです。
冬枯れして、折り重なるよーに幾重にも敷き詰められてるのにも関わらずお構いなしです。
ちなみに、画像に写ってるクロッカスはほんの一部に過ぎません。
分球やこぼれ種起因で、そこら辺で増殖しまくってます。
んで、アップ日現在、花は終了してます(早い?)
ただ、花殻を摘むにゃ~、もー少しってとこです。
もちっと萎れてた方が摘み易いです。
お次は、球根がデカくても、スプリングエフェメラルって言って良いでしょーか(そーゆー基準ぢゃ~ないだろ?)
ヒヤシンス(ユリ科)です。
耐寒性強の球根植物です。
チューリップ(ユリ科)を出し抜いて咲く球根植物でもあります。
コッチぢゃ~庭植えにしてある姿をふつーに見掛けます
とーぜん、夏と言わず冬と言わず、年中植えっ放しです。
ちなみにアップ日現在、ツボミを上げてる最中です
急遽ウチでも昨秋に赤花タイプを追加して満足してたんですケロ、黄花も足したいと思ってたんをコロッと忘れてました。
忘れずにゲット出来てたら、来年バリエーション追加されてるでしょー。
そもそも、ヒヤを地植えれるとは考えてもみなかった@北~地でした
「ヒヤちょーだい。(2012-07-05-m)」
当初、んなにまで植え込んでなかったはずなのに随分殖えてるらしーです。
こぼれ種っつーより、分球で殖えてると推察されます。
当初、花茎に数輪しか咲かせてない株を見てキルタンサス(ヒガンバナ科)かと誤認してたんはナイショです。
「キルタンサスに青花ってあるんだー。」って独り言を言ってるところを誰かに聞かれたらハズイとこです(キルタンの認識度を考えろ?)
んで、ココでビッグネーム登場です
ツーリップ(ユリ科)です。
耐寒性強の球根植物です。
ツーリップも雪が退いた途端、葉っぱの先が地面からメラメラ湧き出て来ます。
っつーても、こっから待ち時間が長いツーリップです
焦らせに焦らせてくれちゃいます
アップ日現在、やっと早咲き品種が地際にツボミを準備し始めました。
んなツーリップは昨年も記事にしました
「フリンヂにエッヂング(2012-06-23-m)」
記事にすんのは苦労しまくった記憶です
やたら文章が纏まらないったらありゃ~しなかった苦い想い出です。(んな回想シーンは要らん?)
気持ちの赴くままに植え込んで、撮影しちゃったんで、気の赴くままに文章が作れればどんなに気が楽だったでしょー。
とか言ってる割りにゃ~「よくぞツーリップだけでつも連作出来たな。」ってとこかもです。
昔から「言ってることと、やってることが違う。」って言われ続けてるよーな気がするです。(そーゆー意味ぢゃ~ねーだろ?)
ちなみに残雪の際(きわ)に見える列を成してる細長い葉っぱはムスカリ(ユリ科)のです
「ムスカリ畑ぢゃ~捕まらナイ。(2012-06-14-m)」
イネ科系雑草の葉っぱとかぢゃ~ありません。
恐らく、品種的にゃ~アルメニアカムでしょー。
んで、ムスカリって晩秋の時点で葉っぱを伸ばしといて、そのまま越冬に入るっつー驚愕の事実です
しかも何一つ防寒防雪対策も施すことなく、ほったらかしで無傷のまま春を迎えられちゃうのでした。
そんでもって、ふつーに咲くんで、よっぽど気候的に心地良いんでしょー
んで、球根植物って言っても、一歩露地に入り込めば簡単に理解出来ない底無しの沼だったりします
耐寒性強の代表的な種類なら、ヒアシンス、ツーリップ、スイセン、ムスカリ、カタクリ、アリウム、スノードロップ、スノーフレーク、ヘメロカリス(以上ユリ科)、アイリス、クロッカス(以上アヤメ科)ってとこでしょーか。(一部です。)
更にゃ~耐寒性強と言ってもユリとかフリチラリア(以上ユリ科)なぞは、寒気を感じる時期ぢゃ~まだまだ地表にゃ~姿を表さん部類でしょー。
ちなみにフリージア(アヤメ科)とかオキザリス(カタバミ科)は、ココぢゃ~地植え出来ません。(耐寒性弱)
ハス(ハス科)やスイレン(スイレン科)も定植不可らしー。(池の底が凍らない場所でも、際どい線らしー。)
んで、ラナンキュラス(キンポウゲ科)やアルストロメリア(ユリ科)、ハナニラ(イフェイオン:ユリ科)は微妙なとこで、どっちかっつーと厳しい部類でしょー。
失敗すると、春にゃ~抜け殻になってるか、文字通りに土に還ってます。
一方で、グラジオラス(アヤメ科)やカンナ(カンナ科)は耐寒性が無いって評判なものの、ウチの近所ぢゃ~ふつーに地植えって咲いてるんで驚きです(そーゆー品種があるってだけ?)
最後に、リコリス(彼岸花:ユリ科)が本当に微妙なライン上で、葉っぱが出たり出なかったり、咲いたり咲かなかったりする年があって、それでもバルブはしっかり残ってるんがまた驚きです(無理に規則性を当てはめよーとすんな?)
んな中で、越冬不可っつー評判だった草本登場です
カレンヂュラ(キク科)です。
耐寒性年草って、こーゆー意味ぢゃ~無いと思ってました。
雪が溶けた後に、青々とした葉っぱが現れたのにゃ~唖然です。
越冬出来なかった場合の花・茎・葉って、黒変してるんがふつーです。
んで、アップ日時点ぢゃ~折れずに横たわった花茎から芽吹いてたりするんで驚きます(すぐ驚くな?)
ここまで来りゃ~、放置しとけば、どーなるんか観察してみることにしました(何もしないって意味だろ?)
思い起こせば、壮絶な咲き方をしてました
「寒くったって咲く。(2012-10-27-m)」
雪が降り初めても咲き続けてたんで、そのまま放置はしていたのです
故に、根っこと花茎がくっついたまま、残ることも出来たわけです。
同様に放置したコスモス(キク科)なんぞ、ものの見事に黒変して土に還ってました。
現時点ぢゃ~、花茎からは芽が出て来てるよーなものの、根っこからは芽を出してないよーに見えます
っつーのは速報レベルだと思し召しくらさい。
とりま、何事にも動じない強い心があれば言う事無しでしょー。
ぶっちゃけ、今年はこのスペースに別の植物を植えよーと思ってたなんて誰にも言えません。
紹介してると切りがないんですケロ、行けるとこまで行っちゃう所存です
エキノプス(キク科)です。
耐寒性強の宿根草です。
コッチも雪解けの瞬間にゃ~既に新芽の準備が出来てました。
ちなみに宿根草的にゃ~、花後はなるべく緑色の部分を長く残すんが理想のコンディションだと思ってる自分です。
葉っぱで心置きなく光合成してもらいつつ、その養分は根っこへの蓄えを専らとしてもらおーっつー構図です。
そーすることで、株を充実させられる説です。
んで、タブローちっくな球状に花を咲かせます(意味不明?)
「サクサクヒゴタイ(2012-08-20-m)」
最終的にゃ~地際から~節残して、積雪を迎えたいエキノプスです。
そーしとかないと、春になって新芽を出す余地が無いって慌てられるかもです。
空いてるスロットがありゃ~、そのまま再利用しつつ、花芽を上げちおーって態勢を感じます。
んで、年々根っこが浮いて行くんで、株元に土を足していくか、根っこごと掘り出して植え戻す必要があるかもです。
んで、@北~地ぢゃ~初出の宿根草登場です
雪割イチゲ(キンポウゲ科)です。
耐寒性強の宿根草です。
コッチに運び込んで直ぐに地植えったのに、まだ記事れてませんでした
少なくとも、昨年(2012年)は葉っぱを展開してたものの、咲かなかっただけなのです。
記事をスルーしたとか、撮影しそびれたとかぢゃ~ないのです。(隠蔽するな?)
アップ日現在、葉っぱをたくさん広げてるものの、まだ花芽は確認出来てません
んなアーカイブは@ふちゅーまで遡ります
「ねっぱと青い花たち(2010-04-17-m)」
紛れも無く同一株です。
@ふちゅーでも、欲しい時に日が射さないと、咲かない年ってありがちでした。
なんで、んなに驚きをもって受け止めてません。
花芽を付けた後は、あくまで日照を待ち侘びてるんであって、LEDぢゃ~代用不可って言いたげです。
次は、幾ら雪が少ない年でも確実に株全体が埋もれちゃうであろー樹木です
フッキソウ(富貴草:ツゲ科)です。
耐寒性強の這性常緑広葉小低木です。(長い?)
フッキソウは、雪の下だろーが氷点下だろーが葉っぱの青さは季節変化しません。タブン
っつーてもリアルな話、氷点下における葉っぱの水分ってどーなってるんでしょー。
ウチの近辺ぢゃ~瞬間的な最低気温はせーぜーマイナス℃くらいでしょーケロな。(凍ったバナナで釘を打てるかやってみろ?)
んでアップ日現在、、、、っつーか花っぽい部分は昨春から付けたまんまな気がするんですケロ、どーなんでしょー。(マークを付けろ?)
過去に、シェードを好む植物として記事にしました
「シェードの大冒険。(2012-07-10-m)」
シェードを好むってことは見方を変えれば、株の上部を庇で覆われてるのと同様と見なせるかもです。
ついでにマルチングもしてもらえるとゆう・・・。
なんで、積雪の軽減や放射冷却の回避っつー効果を期待出来そーです
更にゃ~、もろに強風を浴びず、直接霜に当たらずに済むとも言えるでしょー。
霜柱で、根っこが浮いたり切れちゃったりする心配も不要なのです。
最後はm級の雪山から姿を現した茨に包まれた植物です
バラ(バラ科)です。
耐寒性強の落葉木本です。
考えてみると、棘って雪に対して有効な部位ぢゃ~無さそーです
どっちかっつーと、引っ掛けるのに都合の良い部位になっちゃってる感ありありです。
却って棘があることで雪との食い付きが良くなっちゃって、幹を下に引き倒す部位と化してるんぢゃ~ないでしょーか。
スコップ杯の雪だって充分に重いのに、m級の雪が冬の間絶えずのし掛かってるなら、潰れちゃったって不思議ありません。
とか殺伐としてる一方で、春を迎える準備にゃ~怠りがありません。
雪山から姿を現した時点で、節々にゃ~赤い新芽がブツブツしまくってるのが見えます
っつーても、その芽はある程度まで暖かくならねば動き始めません。
アップ日時点でもまだ動きが見られなかったりしても、焦りは禁物です。
時期が来れば必ず動き始めます。
とか他の悠長なことをしよーとする前に、雪の重みでバキ折れした枝を整理しとかねばなりません。
今冬は雪深かった影響か、想定を遙かに超えて折れまくっちゃってました。
中でも、最も厳しくクリティカルヒットを受けたんはパパさんでした
「バラ赤(フレンチ編)(2013-01-13-m)」
地際から㎝くらいの高さでバキ折れしてました
ただの本の裸木って状態に成り果ててました。
持ち株のバラの中ぢゃ~最も太い幹回りだったんで、折れないもんだと油断してました。
んな、一瞬の心の隙を突かれたよーです。(もともと隙だらけだろ?)
そんで、突かれたつーか、折れ果てた状態で春を迎える次第となったのでした。
そもそもどのバラでも、もともと接いである場所より低いとこで折れちゃえば終ってると言えます。オソラク
当たり前と言えば当たり前なものの、限界は見極めとく必要があるでしょー
っつーても、接いだとこギリギリで折れてちゃ~厳しいんは言うまでもありません。
幸いにも、そこまで緊張が走るよーな株はありませんでした。
もしその近辺まで行っちゃったら、折れたとこで短く切って挿し木で延命を図るしかありません。(枝が残ってればな?)
それも、簡単にゃ~活着しないんは覚悟の上と思し召しくらさい。(密閉挿しの可能性にも言及しろ?)
「なるよーにしかならん。」と観念することも肝要でしょー(←おまい、最初っから諦めてだろー?)
ではでは。
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tochiさん、ありがとうございます。
by miyomiyo (2013-05-02 21:18)
雪を押しのけて芽吹く様子がいいねー。
ツーリップって呼び名は方言?(笑)
by 響 (2013-05-03 17:47)
響さん、ありがとうございます。
雪が溶け始めて勢いに乗った植物は誰に求められません。
っつーて、雪の間から芽吹くまでの元気はありません。
ツーリップはバーチャ地方の方言だと思し召しくらさい (・_・)(._.)
by miyomiyo (2013-05-03 23:07)