絶対ナデシコ主義 [育てたものむしったもの日誌(Gardening)]
土曜日は、ものすっげードカ雪が降った当地です
いくら何でも降り過ぎってもんでしょー
取っても取っても、減るどころか、増えちゃってたんで、途中で投げ出してしまった心弱き自分です。
どこまでもやり続けよーが、半ばで挫折しちゃおーが、最初っから指を咥えて眺めてよーが、何ら変わりは無かったっつーのは結果論に過ぎんです。
んな荒天とは全く関連性が無い植物の登場です
八重桃花シャボンソウ(サボンソウ、ソープワート:ナデシコ科 Saponaria officinale ' Rosea Plena ')です。
欧州原産のナデシコ科植物です。
花は、ほんのりとシンプルなシャボン(=石けん)の香りがします。
だからシャボンソウかと思いきや、根・茎・葉っぱが石けん代わりに使われた歴史があったっつーとこが由来らしーです
今でも、博物館の収蔵品を洗浄する時とかに使ったりすることもあるらしー。
んで実際に擦り潰してみて、泡立つんかどーか、洗浄効果が認められるかどーかについちゃ~、来春(2013年)以降の課題とさせて頂く所存です。
現在ぢゃ~、シャボンっつー単語は使わんでしょーケロ、自分も日常生活で使った経験はありません。
今ぢゃ~辛うじてシャボン玉って言葉に名残がある程度ぢゃ~ないでしょーか。
画像は月中旬の状態です。
花付きはすこぶる良好です
花茎の頂部ににゃ~数多のツボミを生成します。
んな上に、ダブルの花弁でたっぷりとしてるんでゴーヂャスな咲きっぷりです
お節介にも重そーに見えて来るくらいの盛り具合です。
んなとこで、葉っぱに平行脈を見付けちゃうのです(不整脈ぢゃ~ナイぞ。(最近は出ない自分です。))
ましゃか、ここで見出してしまうとは自分の無駄知識にもまだまだ無駄な余地があると思っちゃうです
そもそもナデシコ科の葉っぱって幅が狭いんで、葉脈を云々する以前の問題だったです。
っつーても、んなのんびりした考え方でいると、この先立ち行かなくなる自分でもあったです。
実は、この鉢は@ふちゅーからの引っ越し組です。
今回が初記事になってしまったんは、今回が初開花とでも言うべき状態だったからに他ならんのです
昨年(2011年)も咲いたもののショボかったからスルーしたっつーのはナイショです。
手元で育て始めてかれこれ~
年くらいは経ってるんぢゃ~ないでしょーか。
大株にならないと開花しない様子で、鉢植えでの開花を目指すんは超難関だと察したです。
んな@北~地でも鉢植えなものの、鉢底から地中深くに根を伸ばしちゃって、いつの間にか大株化しちゃってました。
今となっては分離不可能になっちゃってるんで、最早鉢を粉砕するより他はありません。
ちなみに耐寒性は強で、雪の下での越冬が可能です
次に行っちゃいますケロ、やっぱナデシコ科です
黄花ナデシコ(ナデシコ科 Dianthus knappii)です。
東欧~中欧原産のナデシコです。
黄色い花色が、ナデシコ科全体を見渡しても希有な存在です
黄色いカーネーションの誕生にも関与しているという話もあるらしー。
ちなみに、花にもどこにも特筆するよーな香りはありません。ザンネン
んなものの、耐寒性強で、雪の下で越冬可能なんで地植えっちゃってます
画像は月中旬の状態です。
こっちも、めっちゃ花付きが良くって、花茎の先っぽにたくさんのツボミを付けちゃうです。
花弁がシングル故に軽快さを感じる一方で、自立し切れん株立ちです。
察するに、花茎にゃ~横に広がろーっつー傾向があるよーで、斜行しがちなよーに見えます。
株元まで日光を射し込ませて、「葉腋から花芽を出しまくらせよー。」っつー意図かも知れんです。
んで、自分は誤認してたことに気付いたです
花弁に見られる赤い斑点はダニとかアブラムシだと思ってたです。
よくよく見たら、意匠上の特徴だったです。
どの花を見ても、枚ある花弁の中央のやや基部寄りの位置に規則的に入ってるぢゃ~ありませんか。
んで最後は古式ゆかしいナデシコで締めくくりです
カワラナデシコ(河原撫子:ナデシコ科 Dianthus superbus)です。
日本国内及び東アジア原産のナデシコです。
シンプルな萼片なんで、エゾカワラナデシコ系なんでしょーが、どっちにしてもありふれたカワラナデシコなんに変わりないです。
耐寒性強で、雪の下で越冬可能なんで地植えっちゃってます。
ちなみに、ナデシコ科ってどれでも耐寒性を有してると思っちゃ~いかんです。
例えば、カーネーション(ナデシコ科)って、どれもこれも耐寒性は皆無です。
画像は月下旬の状態です。
深く裂けた花弁が特徴的なカワラナデシコですケロ、もっともっと深く裂けたナデシコも育ててました。
「イセナデシコⅡ(2009-10-06-m)」
イセナデシコ(伊勢撫子:ナデシコ科)です。
花弁をエクステしまくってるんぢゃ~無いのです
今だにあの長く垂れ下がった花弁は印象的でもあるです
外国の園芸植物でも見掛けないオリジナル感たっぷしの花弁スタイルです。
ピンク色のポットだけしか植えてないのに、複数の花色が出現しちゃってて驚きです。
もともとのピンク色、白色、ミックスのパターンを確認です
枝変わりってことは無いかと思われるんで、それぞれに根っこを持ってると思われるです。
結実しても、花色に変異が出易いと解釈するんが自然だと思うんですケロ、どーでしょー。
白花の方は花弁の裂け具合がピンク花と変わらないんで、単純な白花品種と解釈出来そーです。
一方で、霜降りにしちゃ~脂肪分多過ぎの花の方は、花のサイズが一回りくらい小さいです。
もし出荷時に咲いてたなら、抜かれてた運命だったやも知れんです
自分はっつーと、出て来たもんを生かす主義なんで、抜いたりなんぞしません。
っつーか、放置させたに過ぎないんはバレバレでしょー。
ただ、心の底ぢゃ~大株化させる野望を抱いてるです
実現したなら、そりゃ~もーステキな雰囲気になるに違いないと夢見る自分です
カワラナデシコの花って良い香りがするんで、機会があったら是非とも確認してみて欲しーです。
カーネーション程までは強くないものの、しっとりした奥ゆかしい香りがするです。
ではでは。
*****
tochiさん、
ほりけんさん、
ありがとうございます。
by miyomiyo (2012-12-10 21:03)
CROSTONさん、 ありがとうございます。
by miyomiyo (2012-12-11 20:46)
綺麗なナデシコを見てる限りでは
大雪なんて想像できないけど
とうとうママさんダンプの時期がきちゃいましたか?
by 響 (2012-12-13 02:53)
yamさん、 ありがとうございます。
by miyomiyo (2012-12-13 20:11)
響さん、 ありがとうございます。
これでスッポリとナデシコたちは雪に覆われてしまいました。
これからはママさん大活躍の季節です。
by miyomiyo (2012-12-13 20:17)